18Jan
女性の薄毛は、ホルモンバランスとの関係が深いです。
歳を重ねても、最良のホルモンバランスで体も心もウキウキ過ごしたいものですね。
髪の毛とホルモンの関係
髪の毛とホルモンとの関係、わかりやすく説明されています。
頭皮は、全体的に女性ホルモンが分泌されています。
女性ホルモンが正常に分泌されていないと、白髪や薄毛などの髪の変化が早くなることもあります。男性ホルモンは、腎臓の上にあるそら豆位の副腎という臓器と睾丸で、女性ホルモンは副腎と卵巣で作られています。
男女ともに、男性ホルモン・女性ホルモンを持ち合わせていますが、その量には差があります。髪の毛の頭頂部には、女性ホルモンが多く分泌され、側頭部には男性ホルモン(アンドロゲン)が多く分泌されています。
中略
女性ホルモンでよく知られているのが、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。
エストロゲンは女性らしい体つきを維持したり、妊娠出産におおきく関わるホルモンです。
プロゲステロンは、妊娠を助けるホルモンです。髪の毛を保持するために働くのは、エストロゲンの方です。
頭皮のコラーゲン量を増やし、髪の毛にハリを与えて、髪の毛が抜けないようにして、結果的に髪の量が増えるようにしているのです。
そのほか、自律神経や感情の働き、皮膚や粘膜、骨、筋肉などを作るのにも大きく関わっています。
女性ホルモンが足りないと
女性はこのエストロゲンの影響で、更年期に髪のトラブルが起きやすいのです。
女性ホルモンの分泌は20代がピーク。30歳を過ぎると少しずつ減り、45~55歳の更年期に急に減りはじめます。
この時に抜け毛や細毛、薄毛などが起きるのですね。
女性ホルモンの分泌量が減ったら、男性ホルモンが相対して強まって、髪の加齢変化が目立ってきます。
また過度なダイエットなどでも、この女性ホルモンの分泌が少なくなります。
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ホルモンバランスをとる栄養素
髪の毛に良い食べ物などをあげてきましたが、栄養素としては何がいいのでしょうか。
まず髪の毛はアミノ酸でできたタンパク質なので、アミノ酸成分、タンパク質として摂る食品群。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が類似して、似た働きをするのはよくご存じの方も多いのでは。
IGF-1の成長因子の分泌を促すことは書きましたが、強力な抗酸化作用があります。
亜鉛は抗酸化作用があり、エストロゲンなどの性ホルモンの生成にも関与しているもの。
また、FAGA(女性男性型脱毛症)の原因物質といわれる DHT産生に関与する、5-αリダクターゼを抑制する効果もあるそうです。
亜鉛は微量ミネラルの中で欠乏しやすい栄養素ですね。
ダイエット、偏食、お酒を飲むなどの時に。
あと薄毛などには 葉酸やケラチン、L-シスチンなど髪の元になるアミノ酸なども必要ですね。
「女性のための髪育」
ホルモン分泌が体で変化しているのであれば、外からのケアと内側からで髪育していきましょう。
食べ物、睡眠、血流改善、そして「髪育ケア」であるアクティバートメソッドを取り入れて、また甦る髪の毛を楽しむことも可能です。
💛アクティバート髪育メソッド
シャンプーにも気を使い、アミノ酸系のもので、洗い方を工夫する等々。
洗い過ぎず、乾燥や頭皮の良い状態を保つこと。
まとめ・感想
やはり女性ホルモンを出していくことを意識すると、段々変化があると思います。
栄養や日常生活だけでなく、心の持ち方がきっと、大切なんでしょう。
女性として歳を重ねるほどに、個性美で輝く方はすごく素敵です。
💛女性のための育毛治療
更年期などは、自分なりの在り方を見つめる機会でもあるのですね。
いろいろ書いていますので、また読んでくださいね。