髪の毛周期とは
成人した日本人の髪の毛の平均は約10万本程度。多い人で13万本~14万本、少ない人で6万本~7万本と幅があります。
毛穴は生まれてから数が変わることがありません。
また一つの毛穴から生える髪は一本と限らないため、毛穴の数=髪の本数とはなりません。
日本人の髪の毛は平均すると、一日に約0.3~0.5mm伸びるといわれます。
成長した後は自然に抜けて、再び同じ毛穴から新しい毛が生えてきます。
この繰り返しを「ヘアサイクル(毛周期)」と言います。
毛周期を伸ばすとどうなるのか
ヘアサイクルは「成長期」・「退行期」・「休止期」に分かれます。
全体の約9割が「成長期」で、この期間に「毛母細胞」が活発に分裂を繰り返すことで、毛髪がどんどん伸びていきます。
「退行期」は約2週間程度で、急速に毛母細胞の分裂が減少し、毛根が小さくなります。
「休止期」は3~4か月程度で、急激に毛母細胞の分裂が止まり、古い毛が抜けて次の成長まで休息しています。
毛周期が短いと薄毛になる
人間の毛髪は、一本一本のヘアサイクルが異なり、脱毛の時期がずれるため、一度にまとめて抜けることはありません。
通常は2~7年でこの周期が繰り返されますが、ヘアサイクルが乱れると成長期が短くなり、太く長い毛髪に成長できず、短くて細い髪の毛が多くなり、全体として薄毛が目立つようになります。
反対に毛周期が正常になると、成長期が長くなり太くて健康な髪の毛のままでいることができます。
育毛と毛周期の関係
抜けない環境をつくることが近道
育毛するときの毛周期との関係は、非常に大切です。
新しい毛を生やすことも大事なことですが、「抜けない環境」をまず作ることも大切です。
抜け毛、細毛、薄毛などの場合は、まず頭皮環境を健常化することです。
育毛で新しい毛を生やす場合もですが、今の頭皮環境をよいものにしていくこと。
「抜けない頭皮環境」は=成長期を伸ばすことなのです。
ではどのようにして成長期を伸ばせばよいのでしょうか。
次に記します。
毛周期を伸ばすメソッド
3つの頭皮健常化エステで抜けない髪をつくる
髪の毛のトラブルを感じている人の状態はまちまちです。
悩みもヒト目線と自分目線では違うこともあります。
総体として言えるのは、この成長期を伸ばすことで後々髪の毛のトラブルを防いだり、衰えないままでいけるということです。
例えば私の場合は、頭皮が硬くなってトップボリュームもなくなりつつあったときに、違和感はありましたがこのような情報はありませんでした。
どうしたらいいのか、よくわからなかったのです。
でも、今は「毛周期」を伸ばしながら、頭皮環境を健康なものにするということがどんなに大切なことか良く分かります。
見た目は気にしないようでも、案外トラブルも進んでいたのだと思います。
実際体験しているのは、トータルな施術ではなく部分の施術なのですがそれでも頭皮状態は変わりました。
それに伴い髪質も変わってきました。
頭皮の健常化は、「若さ」と「艶」をもたらしてくれる優れたエイジングケアなのです。
頭皮健常化のための方法としては、
① 毛穴に詰まった皮脂(酸化した脂)や汚れをきちんと取り除く
② 頭皮の毛細血管を拡張し、活性化させることで毛乳頭が栄養素や酸素を受け取れるように、頭皮環境を改善する
③ 毛母細胞の増殖と分化を促進する
ことがあげられます。
アクティバート髪育メソッドとの関係
以上③つの方法を含めたメソッドが「アクティバート髪育メソッド」です。
①はメソッドの一番目の毛穴洗浄です。
②は①を行うことで、栄養が入りやすくまたきれいな頭皮に浸透していきます。
この③つめの毛母細胞の増殖と分化を促進するのが、ヒト幹細胞培養液入りローションです。
これをニ段階で届けるように「リポソーム化」して入れていきます。
するとすぐに到達し、頭皮も柔らかくなるのがわかります。
このことは、大抵のお客様がその場で実感されることです。