薄毛・育毛・ハリ肌・美ボディ・アラフィフからのエイジングケア

細胞も体の中で生きている

人の体は約６０兆個の細胞から出来ています。その細胞ひとつひとつが私たちなのです。
生きるということは、体内で細胞が新陳代謝を繰り返してくれるからなのですね。
その細胞にも「意識」があり、分裂しながらコントロールしています。

細胞はすべての生物の基本単位ですが、もちろん肉眼では見えません。（平均が３μｍマイクロメートルで１μｍ＝1000分の１ｍｍ）

細胞は細胞膜（主にタンパク質と脂質）からできる薄い膜に覆われています。
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その中に、ミトコンドリア、小胞体、リボゾーム、ゴルジ装置、リソソームなどの細胞質があります。
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細胞質の中に、中心には「核」があります。
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「核」の中に染色体の遺伝子情報が並んでいるＤＮＡ（デオキシリボ核酸）と核小体があります。
この「核」は、細胞機能コントロールや細胞分裂の命令をしたりします。

その中の核小体は、遺伝子情報を細胞内に伝達し、エネルギーやタンパク質を作らせる重要な役割があります。

細胞ひとつひとつに「神が宿る」と言われるのは、このような命の活動をしてくれているからなのです。
そして、体を造るのに必要なタンパク質を作っているのです。

その流れは、

核小体が遺伝子情報を細胞内に伝達し、
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リボゾームが細胞を形作るタンパク質を合成する
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そのつくられたタンパク質を保存しているのが、ゴルジ装置
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細胞内で不要になったものを分解するのがリソソーム（分解酵素が含まれる）

といった、それぞれに必要な役割があるのです。

タンパク質はアミノ酸からできている

さて、そんな頼もしい細胞たちですが、そこで作られる「タンパク質」はアミノ酸から出来ています。
アミノ酸が１００個以上数珠状に並んだものが「タンパク質」と呼ばれるものです。

ちなみにアミノ酸一個はモノペプチド、二個の連結はジペプチド、三個はトリペプチド、１０個あたりはオリゴペプチド、１０個から１００個までがポリペプチドと呼ばれるそうです。

鶴見隆史先生著　　「酵素の謎」より

アミノ酸をタンパク質に変えてくれるのは、遺伝情報です。（タンパク質をつくる暗号がある）

若さを呼び覚ます鍵

タンパク質から皮膚や身体がつくられているのですが、この分解と生成のバランスが崩れて、繊維芽細胞やコラーゲン、エラスチン等のタンパク質成分が減ってしまうのが「肌老化」の原因です。
減るのには、年齢を重ねての生理活動の低下と、紫外線など外からのストレスが原因となって「活性酸素（体を酸化させる）」という体を錆びさせるものが沢山発生します。
そうなると、細胞が不活性化してしまうのです。

活性酸素は代謝する過程で細胞が作りだすものですが、これが多くなると除去できずに細胞を傷つけてしまうのです。
細胞は常にこの活性酸素を除去しようとしているのですが、間に合わなくなってくるのですね。

さて、そこに「鍵（リガンド）」の役割を持っている「ヒト幹細胞培養液」を外から入れると、細胞内の「鍵穴（レセプター）」にカチリとはまります。すると遺伝情報が呼び覚まされて、その情報をもとにさまざまなタンパク質が生成されるのです。

ヒト幹細胞培養液で栄養を作ろう

ヒト幹細胞培養液で遺伝情報が呼び覚まされることで、タンパク質が作られ、細胞内の活性酸素も除去していけます。
活性酸素を除去（中和）するのは、ＳＯＤという」抗酸化酵素です。
またエネルギー通貨であるＡＴＰ生成に関与する各種酵素もつくられるので、ターンオーバーが正常化されてきます。
つまり老化して遅れがちな細胞の代謝が整うのです。

食べるものでアミノ酸を取り入れる

ヒト幹細胞培養液の活躍を説明してきました。
根本的な再生美容と言われる所以ですね。
つまり「自力」で細胞から栄養を出していけるのですから。

アンチエイジングのスキンケアが細胞を活性化し組織を再生してくれるのです。

そのような組織細胞活性化のときに、何が起こるのかというと、アミノ酸を集めるのです。
ヒト幹細胞培養液を塗布し、細胞にあるレセプター（鍵穴）にリガンド（鍵）が結びつくと、染色体にあるＤＮＡから遺伝情報（遺伝子）が呼び出されます。
その遺伝情報を元に、「体中から集められたアミノ酸」を結合することで、タンパク質が作りだされます。

ＡＤＳＣ－ＣＭ　アンチエイジング株　より

つまり、体の中に「アミノ酸」が沢山あることが必要なのです。
そこで、食べるものを考えながら体の中にアミノ酸を蓄えましょう。
タンパク質を食べるとか、脂質をとるとかという「内容」を吟味して、よりよい質の細胞ができるようにするのが私たちの役割だと思います。

それには「酵素」も活かし、要らないケミカル（化学物質）もなるべくとらず、心を平穏にしながら酸化ストレスを減らす生活が必要なわけがわかります。

全てはつながっていて、生活や心の状態が細胞をつくり、体をつくっているのです。

お肌からヒト幹細胞培養液などのアンチエイジング成分をとりながら、食べ物から栄養をとり、「今」を生きる人生で必要なものを取り入れることがエイジングケアの基本になっていくのですね。