24Sep
温める温活には二通りある
体を温めると、毒素が出やすく血流も良くなり、弱った細胞が甦ります
身体の外から温める
身体の冷えは外的要因、寒さや薄着、自律神経の不調などから起こってきます。
そんなときは身体の外から温めること。
まず、寒さは防寒を。薄着には重ねて着るのはモチロンですが、足や腰や首などの冷え対策すること。
案外腰やふくらはぎは冷えて血行も悪くなっています。
そんな局所を保温すると、血行も良くなります。
自律神経の不調は様々な要因があると思いますが、それが何かまず自分で気づくことが大切ですね。
自律神経に及ぼすストレスは、脳とも密接に関係があります。
また思い込みや、思考の方向性でも変わってくるものです。
それでも身体からアプローチすることもできます。
ぬるめのお風呂ゆっくりにつかる、好きな香りをそばに置く、ワクワクするものに囲まれたりする。
そして、体を温めること。
外から温めるのは、足浴や手浴、部分温湿布などがあります。
ショウガなどを使ったショウガシップなど。
アロマやアーユルベェーダのオイルを使って温めながら流すこともできます。
自律神経は腸とも関係が深くて、腸壁へ直接指でする「腸管セラピー」なども有効で、血流が増し温まります。
身体の内から温める
身体の外は冷えてないと思っていても、内側が「冷えて」ることがあります。
冷たいものを飲み過ぎたり、冷房時に冷えているのは外だけではありません。
やがて胃腸の冷えと共に、不調がやってきます。
私も今夏に冷えてしまい、秋に不調がやってきました。
そんな時は「お白湯(おさゆ)」を飲む。
もちろん温かいもの、飲み物をとることですね。
とりわけ、「お白湯」が良かったのでご報告しておきます。
アーユルベェーダでは、「お白湯(おさゆ)」を飲むことを推奨されています。
毒素・未消化物をとるためにもとてもいいものです。
ただここで注意しておかなければいけないのは、全てにおいてもその「飲み方」「食べ方」です。
いくらお白湯といっても、あつ~いのを一気飲みしてはまた負担になりかねませんし。
私はこの白湯や温かいものを摂ったおかげで、段々内から温まってきた実感がすごくありました。
秋の不調時には、ぜひおすすめします。
それではお白湯の飲み方をご紹介します
アーユルベェーダ式お白湯の飲み方とは
アーユルベェーダとはインドの伝統医学です
お白湯の作りかた
①水を入れてやかんを火にかける(なるべくガス火がいいとされています)
②沸騰したら蓋を開けて、約10分煮る
③火を止めてコップに入れる
体質や季節によっては、50~7,80℃くらいまで調節するとよいです。
④残りはポットなどに入れて随時飲む
お白湯の飲み方
①朝いちばんに飲む
②ゆっくりすするように(嚙むように)飲むといい
これも自然医学などでもお勧めされている飲用方法です
なるべくがぶ飲みしないこと
③一日で700~800CC位を目安にする
食事の時にも少な目に飲む
水分が多いと消化機能が弱るため、たくさんは飲まないこと
温めると回復する沢山の機能
胃腸は一番に不調が現れるのでわかりやすいのですが、このサインを逃さないようにしてケアすれば後々重くなりませんね。
とりわけ温湿布や罨法で外からしながら、お白湯で内側から温めることで、どんなに胃腸や内臓が「冷え」ていたのか自覚しました。
こんなに冷えが強かったのは初めてかもしれません。
温めることで、逆に冷えているのがわかる・・・冷えのバロメーターとしてもわかりやすくていいのですね。
温めた結果、手足のコリや痛みが良くなりました。関節もよく伸びるようになりました。
体の歪みも、温めるごとに正常な位置に戻った感じです。
モチロン、胃腸だけではなく「肝腎かなめ」の肝臓と腎臓も良くなっています。
お白湯や温湿布、罨法や外からの部分的な温めは、身体を賦活する働きがあります。
部分で温めるといいのは、脳に直接その個所からの情報の行き来があるからだということです。
疲れた身体の機能を回復させるのにも、内と外からの温めはとてもいいです。