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古代小麦と遺伝子組み換えの現代小麦

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朝のパン食

    黒米入りうどんのレシピを載せました。
パワーフード黒米入りうどんで美容ご飯
うどんはベースが小麦(この製品は国産小麦)なのですが、今回は小麦のことを取り上げてみます。
腸にどのように負担がかかるのか、古代小麦と現代版小麦を考えてみたいと思います。

ヒトツブ小麦などの古代種

すべての小麦の祖先にあたる「ヒトツブコムギ」は最も単純な遺伝子情報で染色体を14本持ちます。
紀元前3300年くらい前から、ヨーロッパで人気の穀物だったのです。
この小麦で焼いたパンは、あまり膨らまず平たく焼かれていたそうです。
その後、フタツブコムギ(自然の交配で)という品種が現れました。
その遺伝子情報は染色体を28本持つそうです。

ヒトツブコムギとフタツブコムギは、長い間人々に人気の食べ物であったようです。
イーストを加えて膨らんだパンを作ったのは、古代エジプト人だったそう。

そして聖書の時代になる前頃には、フタツブコムギはまた野生種と自然に交配し、原初のパンコムギとなりました。
この時、パンコムギは染色体42本あったので、遺伝的には最も影響を受けやすい種となりました。

今日では、このパンコムギが主流になっていくのです。

ラーメン

現代の小麦は遺伝子組み換え

人工交配された上に、現代のコムギ種は収穫量を増やすためや病気に強くなるために、品種改良が行われましたがこれに問題があったのです。
コムギや穀物の遺伝子構造は大幅に変えられていますが、新たな品種は動物や人体や安全確認のための実験さえも行われなかったのです。
食料危機に際しての供給目的にもされていた遺伝子組み換えですが、交配や品種改良しても、基本は小麦であることに変わりはないとされて、安全性への問題は考慮されなかったのですね。

農業遺伝学における研究結果からすると、このような思い込みは事実無根であり、完全に間違っています。
交配した新品種の小麦から発現したタンパク質を、二つの親の品種と比較すると、子に当たる新品種のタンパク質の95%は親とおなじですが、残りの5%は二つの親のいずれも異なるという結果が出ています。
特に小麦のタンパク質のグルテンは、交配によって大幅に構造が変化しました。

ある交配実験では、二つの親品種にはない14種類もの新しいタンパク質グルテンが子品種に存在することが特定されました。

さらに1世紀前の品種と比べてみると、現代のパンコムギ品種は、セリアック病に関連するタンパク質グルテンの遺伝子が多いこともわかりました。
小麦は食べるな! より

セリアック病とは、小麦に関連した腸疾患とみなされている。グルテンタンパク質(αグリアジン)によって免疫反応が引き起こされる。小腸に炎症を起こし、体の自由が奪われるほどの腹痛や下痢を発生させる病です。

比べる実験

このドクターは自分で実験をしてみました。
古代ヒトツブコムギと有機栽培の全粒小麦(品種改良遺伝子組み換え済みの現代小麦)を水とイーストでパンを作るのです。
ヒトツブコムギはあまり伸びず、丸めにくいのですがピーナツバターのような匂いだそうです。
味は木の実のようで、苦みがあったそうです。
(古代ではこんなパンを常食していたのですね)
これを一日目に食べました。
現代小麦の全粒パンは、普通に焼いて二日目に食べられました。

ウィリアム・デイビスドクターは小麦過敏症を持っているので、体内の反応と、食べた後の血糖値の検査を行い、その違いが驚くばかりだたそうです。
~~~☆~~~  ~~~☆~~~

一日目の食べる前の血糖値は84mg/dl、ヒトツブコムギパンを食べた後は、110mg/dl
これは炭水化物を食べた後予想される数値。
体調は良かったです。

二日目は食べる前は同じく血糖値は84mg/dl、(遺伝子組み換現代小麦の)有機栽培全粒パンを食べた後は、167mg/dl
気分が悪くなり、吐き気やむかつき腹痛などがあったそうです。
頭も働かず、一日半でようやく正常な自分に戻ることが出来たのでした。

~~~☆~~~  ~~~☆~~~

敏感な感性を持たれていますが、顕著に違いはあったのですね。
アレルギーなども、ほんの少しで免疫機能が反応することは当たり前にありますので、身体にとってはやはり良いものではないのでしょうね。
遺伝子組み換えのリスクは、小麦だけではなく大豆やその他の作物にもすごいものがあります。

日本の農業では一代限りで種を残さず、病気に強い遺伝子操作の(農薬とも相性の良い)F1種という種が主流です。
病気に強く収穫できる代わりに、毎年毎年種を購入しなくてはいけません。

除草剤や化学的な肥料や農薬なども使い、人工的に作物優位で自然の循環は無視されていますね。
その流れの中での、病気や反応なのだということを知るのも大切です。

古代小麦を食べてみて

ずっと以前にスペルト小麦(古代種)を買い、使っていました。
スペルト小麦はやはり普通の小麦粉よりも手作業しにくい感じですが、扱いは全粒粉とはそんなに変わらなかったように思います。
国内生産の全粒粉でした。
地域で栽培されているところもあり、パンを販売されているところもありました。

スペルト小麦は遺伝子操作されていなくて、尚汚染物質や虫などから守る外皮が厚いため、植物としては強い種です。
カムット小麦は使ったことがないのですが、ディラム小麦の原種で古代エジプトで使われていたそうです。
これら古代種はドイツなどからの輸入物でも粉のところもありますし、パスタなども売られています。
また一度手に入れてみようかなと考えているこの頃です。

パンは好きなので、材料にこだわると身体がどんな反応をしていくのかも一度手作りで・・・できればいいなぁ~と思ってます♪

スペルト小麦粉 / 1kg TOMIZ/cuoca(富澤商店) その他雑穀粉 その他雑穀粉


ALCE NERO(アルチェネロ)有機全粒粉スパゲッティ 500g


ALCE NERO(アルチェネロ)有機全粒粉カムート・スパゲッティ 500g

Tokura スペルト小麦粉(古代小麦・ディンケル小麦) 1kg

♪こちらにも食べ物や身体の事いろいろ書いています♪
美容ご飯になる玄米の炊き方
日常で酵素を補う5つの方法
アンチエイジングには食べ過ぎないこと

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プロフィール:カテリーナ

動く体で元気に年を重ねる、
エイジングケアを日ごろから実践。
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