13Jan
インスリン様成長因子―1である、IGF-1は、70のアミノ酸で構成されるポリペプチドと呼ばれる物質。
この物質を作りだすには知覚神経を刺激すること。
まず食べ物で知覚神経を刺激して、このIGF-1を増やしながらエイジングケアしていく和食と、食べ方を考えます。
【目次】
和食こそ育毛しやすい食べ物
髪の髪育を促進する物質IGF-1について述べてきました。
知覚神経を刺激しても増加することが判明し、カプサイシンなどを摂取するのが良いとされています。
それだけではなく、またファイトケミカルと呼ばれる植物が作る生理活性物質の多くが、消化器などに分布する知覚神経を刺激することによって、IGF-1を増やすそうです。
薄毛に悩む人やアンチエイジング効果を求める人など、美容に役立つのはそんな食べ物です。
日本食は世界的にも注目される健康食なのですが、その多くが低カロリーで知覚神経を刺激するものが多いのだそうです。
そんな和食の中でも、どんなものがIGF-1を増やしていくのか次にあげてみます。
どんな和食を食べるのか
日本では自然と共に暮らしながら、培った長年の智慧を食卓にのせていました。
それらは生理的にも理にかなった調理法や、食べ合わせだったようです。
現代では少しずつ、そのバランスが崩れているのかもしれませんが、組み合わせることで効果が増すものをあげてみます。
血液学の研究グループが偶然見つけた髪を再び生やす新理論より抜粋しました
玄米食
稲の実は完全食と呼ばれるくらい、必要な栄養素を備えたものです。
炭水化物・タンパク質・脂質の三大エネルギーがバランスよく含まれていますので、ミネラルビタミンなどの微量栄養素もたっぷり取れます。
白米食はその栄養素が含まれる部分を捨ててしまいます。
【玄米】長野県 東御産 玄米 残留農薬ゼロ ミルキークイーン 1等 5kg 平成28年産 Sソート選別 信州米モチモチ粘りが止まらない!
玄米はそのまま水を含ませていれば、発芽して成長していくエネルギーを持っています。
玄米に含まれるビタミンや生理活性物質には、すべてIGF-1を増やす作用がわかったそうです。
お味噌なら八丁味噌
発酵食品もIGF-1を増やすそうです。
ことに味噌はイソフラボンが含まれる大豆を主原料としているものが多く、チーズなどよりもより多く増やせるのかもしれません。
その中でも、八丁味噌は普通の味噌よりもIGF-1を増やす食品として、非常に優れているそうです。
(放射能によって遺伝子が損傷を受けたときにも、その回復に役立つこと、ドイツなどのヨーロッパではその研究が進んでいるそうです)
八丁味噌は通常より熟成が重ねられているため、イソフラボンから糖が離れて、アグリコンという物質ができて、カプサイシンを同じように胃などの知覚神経を刺激するそうです。
またIGF-1は紫外線や放射能などで傷ついた細胞のDNAを修復する作用もあるそうです。
「カプサイシンとイソフラボンは最高の育毛食」
「グロースファクター(成長因子)」
ポリフェノール
大豆のイソフラボンやサポニンは、植物が作るポリフェノールと呼ばれる物質の仲間です。
赤ワインのレスベラトールも同じ仲間で、IGF-1を増やして抗酸化作用を発揮するそうです。
光合成をおこなう植物は、紫外線の強い酸化作用を受けないように、自分で抗酸化作用のあるポリフェノールを作るのだそうです。
日本茶にも、カテキン(タンニン)というポリフェノールが含まれていて、これがIGF-1を増やすそうです。
ワサビやショウガ
唐辛子以外にも、刺激的な香りを持つ多くの香辛料は、臭覚や胃の知覚神経を刺激してIGF-1を増やすそうです。
特に揮発性の刺激成分をもつワサビは、IGF-1の増加に効果的です。
ショウガも同じで、辛味成分が知覚神経を刺激してIGF-1を増やしてくれますので、和食と香辛料を楽しむといいですね。
赤い鮭
自然の食品に含まれる「色」の成分にも、抗酸化作用などの健康によい機能が多く含まれるのだそうです。
緑黄色野菜に含まれる赤や緑の色素が、抗酸化作用などを現すためと考えられています。それはまたIGF-1が増えることで現れます。
野菜ではなく、魚の鮭やエビカニの赤い色も、体内のIGF-1を増やすそうです。
これはアスタキサンチンという植物色素の一種ですが、強い抗酸化作用で健康効果があるそうです。
その他の食材で増やす
この先生方の研究で、オレイン酸がIGF-1を増やすことがわかったそうです。
IGF-1は、記憶や学習を司る脳の「海馬」という場所で、神経や血管を再生させ、認知機能を高めることがわかっているそうです。
それは、若返りつまりアンチエイジング効果があるということですよね。
オリーブオイルは腸の知覚神経を刺激してIGF-1を増やすそうです。
またイカ、タコなどのタウリンも、胃の知覚神経を刺激して全身のIGF-1を増やすそうです。
タウリンはアミノ酸の一種で、脳や心臓肝臓、血液、目などのあらゆる臓器に存在しています。
体自身がつくることもできるのですが、食事で摂取することで、体の様々な機能を高めて、健康維持には役立ちます。
モチロン、抜け毛などにも効果的です。
ニンニクもそれに含まれる様々な物質が、味覚臭覚、消化管などの知覚神経を刺激して、IGF-1を増やすそうです。
食べてみて・まとめ
先日の寒~い日にスンドゥブをいただきました♪ホカホカして身体が温かくなって、動きも良くなりました。
これが知覚神経を刺激しているんだ~と思えばいろいろ工夫してみようと思います。
和食は日常に食するメニューだし、そこに意識してIGF-1を増やすものを取り入れてみたら、育毛だけではなく身体全体の体力向上につながっている気がしています。
ただ自分の体に合わせることが何より大切です。例えば辛い鍋なんかを食べ過ぎると、胃腸を壊してしまう人もいるわけですから。何が自分に適していて、どのように取り入れるのかは、個々の体の叡智と相談しながら・・・ですよね^^
私も腸の調子の良くないときには、スンドゥブ鍋もあまり適さないです。
食材選びは目新しいことをするのではなく、ふつーに売っているものを、少し気を付けて取り入れてみながらでいいと思います。
そのほうが気も楽だし、続けやすいと思います。
このIGF-1はプラスワンの健康思考というのかな・・・。
マイナスする必要も他ではあるのですが、これは取り入れてみたらいいのではないかと思いました。
あと、玄米については、そのままでは良くないとか、発芽させる方がよいなど様々な考え方やり方があります。
あくまでも個人的なことですが、炊き方に気をつけないと不消化になります。
ただ、栄養が沢山あるのが玄米ですし、またその点については、今後に書けたらと考えています。
29年 九州産 熊本産 発芽玄米 無農薬 5kg
イチビキ 名古屋八丁赤だし 500g