26May
休止期になると抜けていく毛は当たり前ですが、その量が多くなる時にはどのようなことがあるのでしょうか。
女性の抜け毛の原因を見ていきます。
ホルモンバランスかどうか?
殆どの場合がホルモンのアンバランスで起こります。
ただ病気によるものもあります。
糖尿病などで引き起こされるホルモン系の異常、血行不良、肝臓疾患、強いストレスによる精神疾患、脂漏性皮膚炎、全身性エリテマトーデス、などです。(脱毛症以外)
これらは頭皮ケアだけでは改善しませんので、短期間で毛量が減った場合は、病院を受診してください。
腸内細菌と毛髪の関係
内臓(特に腸内)と髪の毛は密接な関係があります。
行動が消極的なネズミに活発なネズミの腸内細菌を移植したら、消極的なネズミが活発になるなど、腸内細菌で性格も変わることを証明した実験は有名です。
またある腸内細菌が作り出す、「エクオール」という物質が肌老化を防ぐこともわかっています。
老けたくないなら、あるいは薄毛になりたくないなら、とにかく腸を健全にすることが最も重要でしょう。
その手段として私は漢方薬を使っていますが、漢方薬は医院に受診しなければもらえません。
普段の食生活としては、良い腸内細菌を増やすために、腸内細菌の餌となる食物繊維をたくさん摂ることなどが必要です。また、日本人の持っている腸内細菌は、長い年月をかけて日本の食事、つまり和食中心で育ってきたものですから、基本的な食事は和食にするべきです。
腸内環境を良くするためには色々な説があります。
またカプサイシンが髪の成長に欠かせないIGF-1を増やすだったり、ローフード(熱を通さない)なども酵素が多いですし良い腸内環境になりますね。
自分にとってどんな食生活が一番ベストなのかを、知ることがすごく大事です。
あと種類にもよりますがサプリも併用したり、腸内細菌と髪の毛の関係が良くなる生活をしていくといいですね。