育毛するときに気をつけたい食事

育毛は髪の毛を増やす伸ばすことだけではなかった

長い年月、人の身体には体毛があり保護されてきました。
今では脱毛する個所でも、昔の人にとっては体温調整や外気から身を守るなど必要だったのです。
そんな体毛も、現代ではあまり必要もなくかえって「美容」では不必要視されていますね。
さて、そんな体毛の中で頭皮を覆う髪の毛だけは今でも通常はフサフサと残っています。
年齢を重ねると、髪の毛も段々勢いと本数は少なくはなりますが。

まだ年齢も若く毛周期の途中にあるのに、毛が薄くなって来たり細くなって来たりするのは、実は髪の毛だけの問題ではありません。
体内環境や生活環境、心理的状態からきているのです。
もしこの体内環境が良くなってきたら、当然髪の毛も元気を取り戻すのです。
このページでは、その中でも大きく作用する「食事」について書き進めていきます。

育毛するときは食事も大切

髪の毛を育毛しようとする方は、多分身体全体が疲れている、栄養を取れていない、睡眠を取れていない・・・
など髪への悪影響を与えているのです。
そんな時に栄養素がたっぷりの食事は、体内血液循環も良くなり腸も活性化しながら、髪の毛にも栄養を与えられるのです。

どんな食事が育毛で髪の毛を増やすのか～三つの大切な食品群

①日本人には日本の食事が良い

マゴワヤサシイス　　・・・の食事群が栄養バランスを整える
マ・・・豆
ゴ・・・ゴマ
ワ・・・わかめなど海藻
ヤ・・・野菜
サ・・・魚
シ・・・シイタケなどのキノコ類
イ・・・芋類
ス・・・醸造酢など

これらの食事を自然に摂取できるのが、和食です。
ただ、砂糖などの調味料はできるだけ使わずに、本来の味を大切にすることが基本ですね。

ビタミンミネラルも、良い素材にはたくさん入っているので、自然に栄養がとれることになります。

②良質な油（オリーブオイル）と魚料理で美味しく育毛する

近年イタリアンレストランがたくさんできていますね。
地中海方面の料理は美味しいだけではなく、栄養的にも良いとされています。

イタリアンに使われる材料も、髪の毛に良いものがたくさんあります。
オリーブオイル（特にエキストラバージンオイル）やナッツには抗酸化・抗糖化作用があり、白髪や抜け毛にもよいとされます。
血管も丈夫にしてくれるアンチエイジングにピッタリの材料です。

魚貝類なども、タンパク質・鉄分・タウリン・不飽和脂肪酸（DHA・EPA）ビタミン等があり、毛髪にも栄養が行き届きやすいです。
和食と違った味わいが、また食欲も増してくれますね。

③醸造・醗酵するものは身体にも髪の毛にも良い

醸造とは発酵・熟成などの作用によって酒・味噌・醬油・酢などをつくることです。
その過程で、様々な成分が混ざりながら熟成されていきます。
アミノ酸やミネラルビタミン、ペプチドなど適量なら身体にも有効な成分があります。
これらを上手く活用して、日ごろの料理に美味しさと栄養を付加するといいですね。

嗜好品の取り方

チョコレートやコーヒーなど、ホッと一息のブレイクタイムも。
ストレス緩和してくれる食品群です。
特にカカオポリフェノールの多いものは、活性酸素を減らしてくれるので頭皮にも良い影響を与えますね。
少しずつ、上手に活用するのがベストです。
コーヒーは育毛に良い、悪いと二つに分かれる説があります。
カフェインの男性ホルモン抑制作用などは良いとされ、覚醒作用による睡眠の妨げなどには良くないとされます。

唐辛子を積極的に取りたい理由

唐辛子にはカプサイシンという成分があります。
これが頭皮の血行を良くして、育毛に良いとされています。

育毛する食事と生活習慣で健康になる

以上大まかに育毛によい食事や仕方などを説明しました。
なるべくビタミンなど栄養素の多いもの、食べる時間や量などに気を付けることは、毎日の習慣を健康的なものにしていきますね。

基本を「マゴワヤサシイス」にしながら、地中海風料理を入れてみたり、豆腐と唐辛子などのメニューにする。
日中で休憩したいときは、チョコ（カカオポリフェノールの多いもの）やコーヒーを楽しみましょう。
調味料も醸造したものを使い、晩酌は百薬の長日本酒などを少しずついただく。

こんなちょっとこだわった生活楽しいですね～♪
育毛せねば、と思うより、楽しんで健康になりましょう。