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目から疲れを癒すと身体は良くなる

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やさしい光

目から疲れを癒すと身体は良くなる

目を使う環境の変化

昔はこんなに夜も明るくありませんでした。
「君の名は」の主題歌「前前前世」の動画でRADWIMPSの原始人たちが踊ってますね、原始時代。
火はあったのか・・・?どうでしょうか。
あの頃は月あかりで夜を過ごしていた・・・って見てきたみたいに書いてます(笑)

今も森の中や海辺でも明かりのない場所は、暗くて本当に見えにくいですが、目にとっては安らげるのですね。
人もそんな環境に適した身体になっています。
今の夜の明るい生活は、ある意味で自律神経を狂わせるのです。

月明り

特に「目」はすごく情報を受け取る器官です。
新聞など「紙」が主流の伝達物だったのに、最近はスマホなどの「光る情報」を受け取っています。
光を見続けることは、人間にとっては過大なストレスになります。

肩こり・身体の疲れは目の疲労からくる

目と血流のお話

ものを見るときに目の周りの筋肉を使います。
パソコンやスマホを見つめると、目の周りの筋肉が硬く硬化していきます。
そして交感神経が優位に働いて、いつまでも興奮状態のまま顔面や脳や首肩といった筋肉も硬化していくのです。
その時、脳には血流が行きにくくなり、脳への情報伝達も伝わりにくくなります。

現代はスマホを見る時間が飛躍的に多くなっていますね。
何かあってもスマホを見ている。

向かい合わせの電車に乗るとよくわかります。それも時間帯でも変わります。
夜には会社帰りの人が多く乗られるのですが、やはり仕事が終わりホッとされるのか殆どがスマホを手にされています。

目の毛様体筋が固まる

毛様体は近くでものを見るときに、きゅっと縮まることによりレンズとなる水晶体を厚くしてピントを合わせます。
「縮まる=緊張」ですから、画面を見続けることで緊張し続けます。

遠くの景色を見つめれば「毛様体筋」はゆるみます。
けれど長時間スマホ画面を見たり、パソコンで作業したりするとこの「毛様体筋」の緊張がとれなくなってしまいます。
つまり、ぱっとものを見てもピントが合わない状態になってしまうのです。

スマホ

目の周りの自律神経にも影響がある

更に見続けていると、こわばったままの状態が解けず、眼精疲労になります。
交感神経ばかりにスイッチが入って、結果「頭痛や肩こり、身体の疲れやイライラ」など不定愁訴が起こってくるのです。
また胃腸や何かの不調を訴えることも多いのです。
原因が目の使い方だとはわからず、身体のどこかの不具合にしてしまうこともあります。

現代のスマホ・ブルーライトは目に刺激的

原始時代の暗さから、現代の夜の照明などの明るさまでかなりの環境の差は出てますが、結局「暗さ」が人間には必要なんだということです。
一般的にも家屋では昔は暗く、間接照明などで目にはやさしかったのです。
それでなくても、目はたくさんの情報を処理しています。
視力は「暗さ」ではなく、「近い距離を見続ける」ことで下がってくるそうです。


強い光は交感神経にスイッチを入れ、ヒトを行動的にしてくれます。
とはいえ、蛍光灯やパソコンなどの強い光で満たされた環境に長時間目をさらしているのは問題です。
段々「虹彩」の動きが鈍くなり、瞳孔が縮みにくくなってくるからです。
瞳孔が縮みにくいと交感神経の働きが優位になり、外からの刺激に敏感になります。
すると、光がやたらとまぶしく感じられたり、寒さ暑さを鋭く感じ取ったり、ちょっとした物音にイライラします。
私たち黄色人種は総じて虹彩の色が濃く、青い目の白人よりは光の刺激から守られているのです。
色素が濃ければそれだけ「紫外線」を吸収し、奥に通さないのです。
相対的に目が疲れにくいので、光に対して無頓着なのかもしれません。

中略

ブルーライトは目で見る光の中でも最もエネルギーが強く、波長が短いため、角膜や水晶体では吸収されずに目の奥の「網膜」にまで届くと言われています。
またブルーライトは、脳が昼間だと認識する光に近いので、寝る前に浴びると眠りが浅くなるようです。

暗いところで光る画面を見ると、目はより多くの光を取り込もうとします。
一方で近くのものを見ようとすると、瞳孔は縮まろうとします。
瞳孔が相反する動きをするため、目がより疲れてしまうのです。

「目を温めると身体が自然によみがえる」
                 吉祥寺森岡眼科院長 医学博士森岡清史 著より 

と書いておられます。スマートフォンの「明るさ」は見えるギリギリにすると良いようです。

目の疲労から回復し身体を守るためにできる3つのこと

暗闇にいることも大切~暗闇のバラ

①まぶたを閉じる時間をつくる

またまた歌が・・・平井堅「瞳を閉じて」の歌詞が出てきそうです(笑)
「瞳を閉じて君を描くよ。それだけでいい」・・・って言われてみたいですね(笑)

スマホやブルーライトに近づかないほうがいいのでしょうが、そんなこともしてられない現代社会。
情報のほとんどが目から入るため、目は酷使され続けます。
一日の間で休息の時間があるように、目にも休息を与えてあげてください。
音楽を聴いている時や、コーヒータイム、などちょっとした時間をあえて「瞼を閉じて休憩!」と意識してるといいですね。
目がとっても休まります。
また目の運動として「まばたき」が必要なんだそうです。
森岡博士の著書に、まばたきは、するたびにまぶたの縁にある「マイボーム腺」という穴から油分が出て涙の乾きを防いでくれるんだそうです。
意識して目運動「まばたき」してみてくださいね。

②目を温め、眼輪筋や顔そして頭皮へのセルフマッサージ

まずホットタオルなどで目を温めてみてください。
首周りでも、頭皮周りでも同じようにするといいですよ。

あとは硬くなった部位をほぐす、デトックスする。
サロンでも目の周りの硬い方や顔の筋肉のこわばりなど、フェイシャルマッサージでほぐすとスッキリされます。
フェイスラインもすごくシャープになられますし、目力が輝きを増します。

お家でも常にお顔に触れてみてください。
どこが緊張しているのかもわかってきます。
そこを美容液などつけるときに、ゆっくりほぐすイメージで触ったり、目の周りを手のひらで覆ったりしてみる。
頭皮はいろんなツボもありますから、まず触れて感じてみるのも大切です。
目のツボなども硬くなってるのがわかると思います。

あと、基本は肩周りをほぐす。
肩甲骨が硬い方は首にまで影響が出ますので、回したり手で柔らかくもんだりしてください。
きつくもみほぐすと、筋肉は収縮して硬くなりますのできをつけてくださいね。
「心地よい」が基本です。
リンパに流すことも大切ですが、あくまで無理のないように。
毎日リセットする気持ちで、触れることが続くコツです。

③目に良い食べ物を食べる

いつもながら、食は身体を作るのですね。

目にはやはり「ベリー」系ですね。
ブルーベリーは本当にいいです。
抗酸化作用の強い「アントシアニン」を含む食品がいいです。
ブルーベリー、ベリー系、ぶどう、ナスなど。
あとはカロテノイドを含むにんじん、トマト、ピーマンなど。
アスタキサンチン(カロテノイドの仲間)を含む、エビ、カニ、鮭など。

レバーやうなぎやかぼちゃなどもいいですね。これらも抗酸化作用のあるビタミン類が含まれます。

目薬は「涙成分のもの」を使って

ドライアイや眼精疲労は、目薬を使う人も多いですね。
その場合、涙成分配合であれば、目が潤い視界のかすみも良くなると先の森岡博士も著書で述べられてます。

涙成分であれば補助的に使うのは個人的にはいいと思います。
でも大抵の目薬には、血管収縮剤が入っています。
「塩酸テトラヒドロゾリン」「ナファゾリン」など表記されているのが血管収縮剤です。
なぜ血管収縮剤が入っている目薬が多いかといえば、それだけど充血が取れるため「回復したようにみえる」からです。
そういう目薬はスッキリ感があり、涙成分に近い目薬はいまいちスッキリしないので、物足りなくて選ばないというひともいるかもしれません。

でも充血しているということは、「涙が減っている」わけです。
充血がとれるのは一時的なもので、だんだん元のように目が赤くなります。
「たとえ一時的にでも充血がとれるならいい」というひともいるかもしれません。
でも収縮させた後は、反動でもっと開く。
つまり前よりも充血がひどくなるのです。
そもそも目薬を使って人工的に「濡らす」ということもよくありません。
「濡らす」と「もっと乾く」からです。
   中略
目が乾くからと、目薬を一日に何回もさせば、どんどん目は乾きます。悪循環なのです。

                                   

と書かれて、スッキリする目薬よりは「涙成分(血管収縮剤の入っていないもの)を、なるべく必要な時にということですね。
対処療法的なことになってしまうのだそうです。

目を守ることは、健康にとっては最も大事なことの一つです。
今からでもできることをしていきましょう。

私はパソコン作業でかなり視力を悪くしました。
眼輪筋の硬直も半端なかったのです。
じっくりと向き合い、頭部、肩周りのデトックスや目へのトリートメントですこしずつ柔らかく変化し、それと共に違和感や痛みもなくなってきました。
動かせなかった額も動きます。
少しの意識の向け方と、行動が必要ですが、目を労わると「身体にも変化」はありますよ。

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プロフィール:カテリーナ

動く体で元気に年を重ねる、
エイジングケアを日ごろから実践。
楽しみながらキレイになる! 
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エステティシャン・ボディワーカー・エイジング美容研究家



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