薄毛・育毛・ハリ肌・美ボディ・アラフィフからのエイジングケア

髪の毛への栄養は後まわし

酵素のところで書きましたが、酵素は生きている間に、体の大切な部分にまず使われます。
消化することが大変だと、消化に使われたり、命の重要な部分から使われていきます。
だから命の危機に直結しないと毛髪は後回しです。

年齢を重ねると新陳代謝も遅くなり、次第に髪の毛も細くなったり、白髪が増えてきます。
これも老化のために酸化が促進されて、その対処に酵素が使われたりするので、髪の毛までまわってこないのですね。

酸化は外からの紫外線や水質汚染、大気汚染、ストレスなどで起こります。
解毒するときに酵素が活躍解毒してくれるのですが、その時に活性酸素が発生します。
この活性酸素を除去してくれるのも、抗酸化物質の酵素なのです。

生きているほどに、体にとっての負荷はかかり続けるので、酵素も次第に毛髪まで手が届かないようになるのです。

体の中でスイッチが入る酵素

髪の毛はタンパク質で出来ています。

毛母細胞はケラチンという硬いタンパク質をつくり、毛乳頭の頂点部分からは毛髄質、その下の部分からは毛皮質、一番下の外側のほうからは毛小皮になる細胞が分裂し、毛皮質は毛の色をつくる色素細胞のつくったメラニン色素を取り込みながら分裂を繰り返し、頭髪の場合は一日に０．３～０．４ｍｍ成長していきます。
毛包の上部には皮脂腺が接続しており、ここから分泌された皮脂は汗と共になめらかさや潤いを保ち、皮脂膜（脂肪膜）をつくり、皮膚や毛髪を保護しています。

皮脂腺下側に立毛筋と呼ばれる小さな筋肉があり、体では「鳥肌」をたてる働きをしますが、頭ではその機能はほとんど働きません。

この立毛筋の毛包側には、バルジ（膨隆部ぼうりゅうぶ）という膨らみがあり、毛包上皮の幹細胞（複数系統の細胞に分化できる能力と、自己複製能を併せ持つ細胞のこと）が存在し、毛髪や皮膚の再生を行っています。
そのため毛は抜けてもまた生えてくるのです。
やってはいけない頭髪ケア

髪の毛の生え変わりには毛包上皮の幹細胞が活躍してくれています。
さて、その時に体が栄養をまわしてくれて、チロシナーゼという酵素を出してくれて、チロシンというアミノ酸があれば髪の毛は黒くなるのです。
チロシナーゼは、メラニン細胞を髪の毛に固着させてくれる役割があります。

年齢を重ねたり、何かで代謝酵素をまわさないといけないようになれば、このチロシナーゼという酵素にはスイッチが入らないそうです。
体は真っ先に生命活動に重要な個所にまわすからです。

発毛指令するバルジ領域を大切にする

ヒト幹細胞培養液は食べ物で活性する

白髪から黒髪になる人

今まで数人の方が白髪から黒髪へ（少しでも）と変化されているのを見聞きしたことがあります。
その多くは、「栄養の変化」でした。
「栄養の変化」は、微量栄養素をよく取り入れること。
それも質の良いものだそうです。
アミノ酸やビタミンミネラルを自然な形でとれる（サプリなど）もの。
自然な食べ物（黒ゴマなど）。

特に蜜蜂花粉などは、総合的な栄養素が整っているのですね。

【 アミノ酸46　（3ｇ×60本：1か月分）】Croixスタッフもお薦め！ローヤルゼリー の3倍の栄養価 ポーレン（蜂蜜花粉）含有 サプリメント

また口からではありませんが、育毛剤からでも変化があるそうです。
アクティバートのデイリーケアでも、育毛と黒髪に変化がありました。

育毛スカルプアフターのその後

白髪から黒髪になるために必要なのは、まずチロシンというアミノ酸で、チロシナーゼという酵素が活性化されなければいけません。
それには、体の代謝を少なくしながら、消化にエネルギーをなるべくまわさないことが必要です。

つまり、血流やエネルギーの巡りの良い体と、食べ過ぎないことと、総合的な栄養素がたっぷりとあるものを摂ることが大切なのですね。

頭皮という土壌を耕す

そんな体になることと、あとは「頭皮」を健康にすること。
当たり前のようですが、近年頭皮の硬い人も沢山おられます。
パソコンやスマホ、有害電磁波や情報過多などで「脳」も疲労気味だと、頭皮も影響を受けてしまいます。
頭皮は思うよりストレスなどに影響を受けるのです。

悩みのある時、人は血液が頭の方へ行きますね。
頭に血が上る・・・といわれる所以です。

こんな時、頭皮はリラックス～とはいきません。
同じように緊張で筋膜は引っ張られたり、血流も流れにくくなったりします。
側頭筋などはガチガチになったりして、お顔にまで影響があります。

「頭皮」からリラックスして柔らかくなることで、緊張しているほかの部分も弛緩します。
また毛母細胞なども活性化しやすくなり、育毛には大事なことです。
よい土壌（頭皮環境）をつくり、髪育しましょう。

命の鎖をつなげる食物を食べる

３大栄養素（糖質・タンパク質・脂質）は生命活動に重要なエネルギーですが、それには酵素が働かなければ体は動かせません。
その酵素を働かすために、補酵素とされる「ビタミン」と、補助因子（補欠分子族）とされるミネラルの働きがなければ、活性化しません。
つまり、食べ物にこれだけの命を支える要素が入っているから、命の鎖（つながりがなくてはならないもの）として機能するのです。

よくビタミンたっぷりとか、ミネラル豊富といわれますが、全てがそろって良質の栄養素となるのです。
そして、どんなものを食べていても、「消化酵素」次第なんだそうです。
良く嚙むことで分泌される「唾液アミラーゼ」などで、未消化をふせぎます。

こうなると、食べ物を食べるということは、食べ物と「食べる人」との共同作業になるのですね。
食べ物に感謝することの意味が深くなります。

タンパク質の構成要素「アミノ酸で美肌になる」

どれだけ栄養を吸収するかで髪の健康は決まる

「消化力」・・・これが一番大切だと思います。
いろんな食べ物や健康の指針があるのですが、結局「消化」できなければ不具合が出てきます。
アーユルヴェーダでも、老廃物や未消化のものを「アーマ」と呼び、それがいろいろな健康の障害になっていると説きます。
体や腸での反応も、もしかしたらその老廃物、未消化のものからかもしれません。
えてして「アレルギー」といいますが、そのアレルギーがどのようにしてできるのか・・・ですね。

「消化力」を養うためには、まずファスティングなどでリセットするのも一つの方法。
日常でも、「少な目」「お腹に聴く」「リラックス」などのキーワードで生活してみるのも一つですね。

また、頭皮に直接ヒト幹細胞培養液入りローションを入れて、遺伝子を呼び覚まし栄養化するメソッドでも、頭皮改善や育毛・髪育になります。
「アクティバートメソッド」
栄養あるものを食べながら、血の巡りをよくし、頭皮改善メニューなどで更に「エイジングケア」が促進できます。

お肌から輝くように