28Oct
髪の栄養や育毛に良いとされる成分の有効性
髪の質を決めるシャンプーの選び方
で三つの項目を考えてみました。
①界面活性剤
②弱アルカリか酸性
③髪の栄養や育毛に良いとされる成分
今回は③髪の栄養や育毛に良いとされる成分がどれだけ有効なのか、考えてみたいと思います。
まず、高級アルコール系石油系界面活性剤入りシャンプーについては、それら成分が入っている時点で髪質には良くないと判断しています。
今回は「弱酸性のアミノ酸系シャンプー」の中に入っている、髪によい成分について書いてみます。
様々な育毛成分
こちらでいう「育毛成分」は、植物やオイルや鉱物、海藻などに含まれる栄養成分(髪の髪育や頭皮に良いという面を持つ)が含まれるということです。
育毛効果を望めるものではありますが、どれほどの効果があるのかははっきりしていません。
例 ローズマリー 抗酸化、抗菌作用 消炎作用 フケかみゆの改善
オタネニンジンエキス 抗酸化、血流促進 等
間接的に血流などを促して、頭皮状態を改善していくためにはこのような成分が入っているとサポートになりますね。
これで育毛を促進するのかというと、実はそれほど浸透はしていないのが実情のようです。
セラミドやラフィノースといった水分保持など保湿効果のあるものは、髪の毛の乾燥を防ぐので良いと思います。
植物や海藻エキスなども、指通りも良くなったり、艶を出したりが期待できます。
入ってないより、安全で髪によいものが入っていたほうが、断然いいのですが。
育毛剤入りシャンプー
血行促進したり、頭皮状態を改善する目的のものは、医学的にも立証されているようです。
ミノキシジル、ヒノキチオール、センブリエキス、ペンタデカン酸グリセリド、等
このシャンプーで発毛するとか、発毛が必ずできるというものではなく、あくまで髪の毛を守ったり頭皮をきれいにする洗浄や育毛促進の目的で使うものです。
ミノキシジルなど医薬品については、こちらに書いています。
オーガニックシャンプーについて
オーガニックシャンプーとは、化学肥料や合成薬品を一切使わず、天然由来のものを使った成分でつくられたシャンプーです。
これらのハーブなども地肌に優しく、薬効もあるのですが、シャンプー自体の配合比率が石油系界面活性剤など使われていないものがいいです。
またハーブや植物油などなどが肌に合わない、アレルギー反応が出るといったこともまれにあるようです。
私は昔、無添加のニンジン色素が入った口紅が合いませんでした。かゆくなるのです。
人それぞれ、自分に合うものを見つけてみてくださいね。
洗髪の前とあと
洗髪前は日中の汚れなどがついています。
できるならブラッシング、不要な汚れを落とすつもりでやってみてください。
やはり艶がでますね。
私は毛先にパーマをかけていて、それが伸びてしまうのが嫌でブラッシングをしませんでした。
最近は頭頂辺りから側頭骨辺りまで、ブラッシングするとやはり毛並みも良くなるようです^^
このブラッシングで汚れの落ちがずいぶん違うと言います。
次にシャンプー。
シャンプーは指の使いかた、頭皮を洗うこと、そして量を考えます。
いくらいいものでも、やはり合成界面活性剤入りのものはたっぷりと、直接地肌に擦り込まないようにしてください。
泡立てて、やさしくのせるていどで洗うのがいいと思われます。
よくすすぐこと。
リンスについては、アミノ酸系シャンプーでは使いません。
リンスの目的は失われた脂分の補給と髪の毛を弱酸性のPH4.5~6に戻す役目です。
手触りもしっとりさせたり、艶を出すためにも使います。
アミノ酸系弱酸性シャンプーは、PH(水素イオン濃度)を満たすので、これらリンスの役割をほぼ果たしていて、必要がないのです。
トリートメントなどはコーティング剤ですね。
直接頭皮につかないようにしながら、髪の毛先などに。
シャンプーだけでなく、その前後をトリートメントだと思って気持ちを込めると、髪の毛もつやつやしてきますね。
トラブルを防ぐ、頭皮や髪の毛が甦るメソッドも取り入れてみてください。