22Oct
シャンプーを材質別に分ける3つの分け方
お店に行けば、様々なシャンプーが陳列されていますね。
どれを選び取ればいいのかと、まずお試しの小さなものを買い求めて試してみます。
次回お店に行くと、またまた違う製品のポップ広告が大々的に掲げてあったりします。
いったい何を基準に製品を選べばいいのでしょうか。
シャンプーはまず
「頭皮に負担なく洗浄効果があるもの」「髪が美しくなるもの」「体に優しい」ものを選びたいと思います。
それにはまずシャンプーの材質を考慮することが必要です。
①界面活性剤
②弱アルカリか酸性
③髪の栄養や育毛に良いとされる成分
という3つの項目から考えてみたいと思います。
①界面活性剤
界面とは・・・二つの混じりあわない物質の境界面のこと
界面活性剤とは・・・この界面に働いて、界面の性質を変えるようにするもの。例えば水と油には界面が存在していて、界面活性剤は界面に働き、水と油を混じらせます。
だから洗浄するものには、この界面活性剤があると油脂などの汚れが洗って流せるようになります。
合成と天然の界面活性剤・・・大豆サポニンなど(大豆を煮ると出てくる泡)や卵黄(レシチン)などは天然界面活性剤。自然界ではなく、合成のものは合成界面活性剤。
合成界面活性剤には石鹸やシャンプー等の洗浄剤(アミノ酸系、脂肪酸ナトリウムなど石鹸系 高級アルコール石油系等)があります。
これらを複合的に使っている製品も沢山あるのです。
ではシャンプーに使われている合成界面活性剤について、頭皮や髪の毛への影響はどうなのでしょうか?
市販のシャンプーは水を基材にして、各界面活性剤やハーブなどの材料を使用したものです。
石油系界面活性剤を使ったシャンプー
石油系はかなり洗浄力が強く、皮膚を乾燥させます。
肌のバリアを壊してしまうということです。
特にラウリル酸硫酸、ラウレス硫酸 と名がつくものは決してお勧めできません。
硫酸・・・と名がつくほど、刺激が強いのです。
また指定成分を使用しているものも多く、製品の中での容量も多さが値段にも関係していることもあります。
安価なので大量生産されます。
アミノ酸系の界面活性剤を使用したシャンプー
アミノ酸系は低刺激で、皮膚を保護する作用を持ちます。
私たちの体は水分とアミノ酸からなるたんぱく質でできています。
髪や肌を構成しているのと同じアミノ酸を材質としているため、体には低刺激です。
ただ洗浄力は弱めで、皮脂の多い人は物足りなさを感じます。
他の合成界面活性剤の刺激緩和的な役割もあります。
アミノ酸系は原価が高くつくため、製品も少しは高価になるようです。
アミノ酸系は優しい成分でありますが、その分洗浄力が少ないようです。
シャンプーによっては材料が複合の場合、このアミノ酸系が主流か、石油系が主流かでも違ってきます。
どちらにしても、石油系界面活性剤が多いと、経験上かなり髪の毛がパサついたりします。
〇頭皮や髪の毛にはどちらかというとアミノ酸系の単体のシャンプーがお勧めですね。
石鹸シャンプーも昔使用していましたが、あとキシむ感じがあります。
使い始めの頃よりは、使用していくと段々髪の毛も落ち着いてくるのですが今は使用していません。
ただし合成界面活性剤というものは、使い方によっては肌によい影響を与えるものではないと思います。
自覚なしに長年使用されていると、頭皮トラブルの原因の一つになってることもあります。
全てにおいて、量や洗い方を考えるのも頭皮ケアには必要です。
材質を選び、使用方法も考えてみる。
自分に合うやり方を研究してみるのもひとつですね。
②弱アルカリか酸性
③髪の栄養や育毛に良いとされる成分
も書いてみます。