幹細胞ips細胞と成体幹細胞の培養液育毛とは
幹細胞の中でips細胞の開発も続いていますね。
ips研究でパーキンソン病改善などのニュース
神経のもとになる細胞を人のips細胞(人工多能性幹細胞)から作り、パーキンソン病のサルに移植したところ、病状が改善したと京大ips細胞研究グループが発表
移植後2年間、異常もなく、「人への応用を目指す上で大きな成果」という。論文が31日、英科学誌・ネイチャー電子版に掲載される。
パーキンソン病は、脳内で情報を伝達する「ドーパミン」を出す神経細胞が減少することで発症する。徐々に体が動かなくなる難病で、根本的な治療法はない。患者は国内に推定16万人。
グループは、人のiPS細胞を変化させて、神経細胞のもととなる細胞を約480万個作製。パーキンソン病を発症したカニクイザルの脳に移植した。
2017 8.31読売新聞より
ips細胞はES細と違い、遺伝子操作が入ります。
遺伝子操作で、分化誘導され他の細胞へと作られていきます。
今後の課題として、腫瘍化などまだ人体には不明な点が多いのですね。
成体幹細胞とは自分の細胞を用いるため安全性が高いとされている
成体幹細胞は身体のさまざまな個所に存在します。皮下脂肪などにも多く存在します。
これらが脂肪組織に分布することから、脂肪組織由来幹細胞と呼ばれます。
この成体幹細胞を用いた再生医療は、自分の細胞を用いるため生体適合性が高いのです。
育毛を促進する幹細胞培養液
ADSC-CMと呼ばれる幹細胞培養液は、脂肪組織由来の「ヒト幹細胞培養液」です。
幹細胞の中でも安全度の高い成体幹細胞の中の「脂肪組織由来」だから、安全性も高いのです。
このADSC-CMでサロン及び自宅での育毛髪育促進をしていきます。
細胞内の物質の転換を代謝といいます。
細胞にはレセプターという鍵穴がたくさんあり、その鍵穴の形に合致した「リガンド」と呼ばれるたんぱく質をはじめとする様様な物質が結合して、その機能をスタートします。
細胞核内部の染色体に格納された遺伝情報が呼び出され、その情報をもとに様々なタンパク質が生成されます。
男性のAGAと呼ばれるものは、このレセプター(男性ホルモンの受容体)の問題であるとされています。
女性の場合も毛乳頭にある受容体と結合して、髪の成長を抑制してしまうのです。
ADSC-CMの幹細胞培養液では、育毛するためのタンパク質や栄養素などを生み出すレセプターにリガンドがはまり、コラーゲンや各種酵素などを生み出し育毛していきます。
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