薄毛解消・対策

幹細胞からの幹細胞培養液と育毛

幹細胞からの幹細胞培養液と育毛

幹細胞とは、自分と同じ細胞に分裂できる能力(自己複製能)と自分とは違う細胞になれる能力(分化能)を併せ持つ細胞です。
幹細胞は大きく5種類に分かれます。

全能性幹細胞・・・私たち自身を創りだし、形成するすべての細胞になれる
多能性幹細胞・・・私たち自身は創れないが、私たちを形成するすべての細胞になりうる
複能性幹細胞・・・すべての細胞にはなれないが、多くの種類の細胞になれる
少能性幹細胞・・・いくつかの細胞のみなれる
単能性幹細胞・・・一つの細胞のみになれる

ES細胞は、この中の多能性幹細胞です。

ES細胞国内初の治験へ

国立成育医療研究センターの研究チームが、今年度ES細胞(胚性幹細胞)から作った肝細胞を、肝臓の病気の赤ちゃんに移植する医師主導の治験(臨床試験)を国に申請する。
万能細胞の一つであるES細胞を使った国内初の臨床応用となり、2020年頃に再生医療用の肝細胞を製品化することを目指している。

ES細胞は、不妊治療で使われなかった受精卵の一部の細胞を取り出し、培養して作る。無限に増える特徴を持ち、目的の細胞に変化させて患部に移植し、失った機能を回復させる再生医療に利用できる。

治験は、生まれつき肝臓で特定の酵素が働かないため、アンモニアが分解されず血中にたまる「高アンモニア血症」の重い赤ちゃんが対象。患者は国内で年間10人程度とみられる。意識障害や呼吸障害が起き、生後3か月以降なら肝臓移植で治療できるが、その前に亡くなるケースがある。

読売新聞 8月27日

ES細胞

「ES細胞とは、ヒトの受精卵から細胞を取り出して培養するもので、倫理的問題があります。

「ヒトやマウスの初期胚(胚盤胞)から将来胎児になる細胞集団(内部細胞塊)の細胞を取り出し、あらゆる細胞に分化できる能力(全能性)をもったままシャーレの中で培養し続けることができるようにしたものをES細胞(胚性幹細胞)という。」

http://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/bio/embryonic_stem_cell.html さまより」

これからの再生医療の課題を抱えながらも、発展していくのでしょうね。
海外ではすでに研究が盛んです。

 bath-oil

幹細胞培養液には幹細胞は入らない

幹細胞を培養する際に、幹細胞が分泌する成分を大量に含んだ培養上清が幹細胞培養液です。
先のES幹細胞の倫理的問題もなく、最も安全性が高く実用化が進んでいます
幹細胞が入っていないので、遺伝子的な問題はありません

そして成体幹細胞は生体適合性が高いのです。

今後の次世代美容としても、育毛をはじめとして様々に発展していくことと思います。

幹細胞培養液の製造とは

ドナー(健康な成人女性)の皮下脂肪を採取し、その中の幹細胞を培養して抽出します。

製造工程はとても厳重な管理体制の元で行われます↓

ドナー適合性検査→組織採取検査→培養施設環境管理→培養製造工程→培養安全性評価→成分試験検査→原料出荷

幹細胞培養液を使っての育毛

この幹細胞培養液(ADSC-CM)は、細胞を活性化することで肌を再生する成分です。
これらが、細胞の遺伝子を呼び覚まし働けるようしながら、アンチエイジングに必要な機能を発揮します。

育毛も、毛母細胞へ直接届くことで、毛根全体の活性化と発毛を促しながら長く毛周期が続くようになります。

[dfads params='groups=20&limit=1']

-薄毛解消・対策

© 2024 美クリエイトサロンカテリーナ Powered by AFFINGER5