ストレスを解消するには、まず一番楽で簡単な方法からアプローチすると、無理がないので楽しくなったり、前向きになるようです。
リラックスが苦手な人の5つのストレス解消方法
①香り・音楽
ポップス系やロック系もしくはヒーリングミュージックなどジャンルを決めて聴いていたりすると、脳の反応が鈍くなっています。たまには違う曲調を楽しんだり、それで身体を動かしたりするとスッキリしたりします。
ヒーリング系などの曲もすごく副交感神経を優位にしてくれるのですが、何か感情と同調してくれる音楽を聴いて発散するのも一つの方法。
忙しくて音楽も聴かないというような方も、アロマなどの香りも音楽も好きなものを、ゆっくり聴いたり嗅いだりする時間を持ってみること。
脳の領域の別のところを使い、常に働いている箇所を休めます。
たとえ10分でも、休まると体は違ってきますよ。
②日常と正反対を取り入れる
これは面白いのですが、常識をうたがってみることにもなります。
例えばスカート、ブラウスばかり着る人なら、ズボンやトレーナーなど男性っぽいものを選んでみるとか。
自分というイメージを、一度払拭してみることお勧めです。
なぜなら、私たちは思考の積み重ねで、良い悪いとかこうすればいいとかを決めています。
その思考をいちど疑ってみるのです。
常識の枠にとらわれて、自分自身を後回しにしていることもありますね。
無意識の体からは、そんな時に「違うよ~」と信号が発せられるのですが、そこを無視するとストレスが溜まってしまいます。
一度「常識」を疑ってみる・・・ことで「とらわれていること」をやめてしまうのも一つですね。
③体のパーツ(部分)を癒す
手や足など、体の部分を大切にしてみる。
例えばフットバス、ハンドバスなどもそうです。
温めたり、マッサージしてみたりすると、疲れていることが良く分かると思います。
末梢を癒すと、要らないものも出やすいのでスッキリ、リフレッシュできますよ。
④ボディのリラクゼーションワーク
まずは自分の身体を感じてみることが大切です。
ストレス状態にあるのに、わからない人は沢山おられます。
ボディを感じてみるだけで、ストレスが消えていくこともあるのです。
揺らしてみる・・・足先や手首など痛くならないように、気持ちよい程度に揺らしてみます。
伸ばしてみる・・・足先や手や首や、伸ばせるところを心地よく伸ばしてみてください。この時コツは超ゆっくりにしたほうがより感じられるということです。気持ちよいと感じたら、そこは癒されています。
手のひらで・・・ 自分の手のひらで体をゆっくり触る。 触らない方と比べると柔らかく緩んでいるのがわかるでしょう。ストレス解消もこの「緩(ゆる)み」が大切なんです。
⑤呼吸や体感する
呼吸を意識してゆっくりしたりすると、段々落ち着いてきます。
これは副交感神経が優位になるからです。
当然ストレスも減っていますよ。
鼻腔を感じて 呼吸法はいろいろありますが、鼻は外気を取り入れる大切なもの。
ここを浄化するつもりで、空気を出し入れしてみてください。
吸うとき鼻腔がへこむ感じでゆっくりと。
血流も増します。
緊張や不安をやわらげるつのリラクゼーション
☆「太ももをしばる」・・・薄めのタオル2本、端と端を結んで1本にする。横になり、長くしたタオルで、痛くない程度に両足の太ももをしばる。しばらく深呼吸をしていると、心が落ち着く。
☆オイル耳せん・・・緊張や恐怖などで心が落ち着かないときには、小さく丸めたコットンに、オイルを染み込ませ、耳に詰めておく。攻撃的なエネルギーから身を守ることもできる。長時間入れっぱなしにはせず、気になるようなら、オイルはティッシュでやさしくふき取る。
「ちつのトリセツ」 原田純著 より
耳にオイルを入れたことはありませんが、この本ではアーユルベェーダのお手入れを紹介されていますのでオイルを使う説明がよく出てきます。
太ももをしばるのは、エネルギーを安定させるためにもいいのかなと思います。
まずは取り入れてみること
どれが自分にあう解消方法か、やってみないとわからないですね。
手間はモチロンありますが、体や心へ意識を向けることで反対に体や心が返してくれます。
そう、温かい気持ちの行き来が出来ます。
自分の体だからこそ、気を使い常に感謝してあげてください。
いつも頑張って支えてくれているのですから。
そして何かあったときに、メッセージをくれたりします。
一番頼りになる、自分の体との対話がストレス解消には欠かせないのです。