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季節の乾燥トラブルを防ぐには

 顔と頭皮の乾燥

乾燥は血の巡りが良くないときに起こります。
キメが整わないと、水分を溜めることが出来ずに乾燥してしまいます。

顔の乾燥

乾燥なくいいお肌というのはキメが整い、フカフカしているものです。
テカったりして光るものではありません。

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お顔が乾燥するというのは、ターンオーバーの乱れからキメがうまく作られず、敏感肌にもなってしまいます。
まず、ターンオーバー(皮膚の新陳代謝)を正常にしていき、皮膚の繊維芽細胞を増やしたり(コラーゲン)表皮奥までちゃんとした細胞ができるようにしなければいけません。

それには、日常のお手入れやコスメ、肌育していくためのピール(バクテリウムピーリング)などをサロンではおすすめしています。

大切なのは、即効性を求めるのではなく、自分のお肌を自力でつくる力、守る力を育てること。
自力で天然のクリームを出していけるようにすることです。

天然クリームを出すためのクレンジング
お肌を育てる肌育について

頭皮の乾燥

頭皮の乾燥は、お顔とお手入れコスメは違います。
皮脂量が少ないと、乾燥し髪のパサつきやフケやかゆみなどが出やすいですね。

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頭皮は見えないし、顔のように常にケアしにくいのですが、そのままだと将来の髪の状態も左右されてきます。

まず保湿すること。
皮脂をとりすぎない洗い方やシャンプー。
適度な温度と時間ののドライヤー。

こちらがより詳しく書かれています↓

皮脂は汗と混じり合い、皮脂腺をつくって皮膚表面をコーティングすることにより、頭皮を滑らかにするとともに弱酸性にし、乾燥を防ぎます。
また雑菌や微生物の繁殖を防ぎ、髪には艶と潤いを与えてくれるなど、皮脂自体は大切なものだといえます。
しかし皮脂が多すぎたり酸化すると、脂漏性皮膚炎といった炎症やニキビができたり、毛母細胞の活性化を邪魔してしまいます。
皮脂は多すぎても少なすぎてもダメなのです。

中略

フケは単に不潔にしているからだけではなく、シャンプーの回数不足、物理的・科学的刺激・性ホルモンのアンバランス・貧血や胃腸障害・精神疲労・炭水化物や脂肪の摂りすぎによる代謝異常・ビタミンA,B2,B6不足、アトピーなどアレルギー、生活環境などにより異常に発生することがあります。

フケには乾いたタイプと湿ったタイプの2種類があって、乾性のフケの場合は、オリーブオイルやホホバオイルなどを擦り込んでからシャンプーするとよいと思います。
また、直接頭皮に塗っておくことにより油分が残り、保湿されることでフケは解消します。
一方、微生物が関係している湿性のフケの場合は、皮膚には表皮ブドウ球菌やニキビ桿菌が多く他にも真菌などがたくさんいることから殺菌剤が配合されたものを使います。
一般に市販されているふけ止めシャンプー剤にはほとんど殺菌剤のジンクピリチオンや硝酸ミコナゾール、オクトロピックスなどが用いられたり、角質溶解剤の二硫化セレン入りのシャンプー剤などが使われています。
中略

かゆみとフケがでるというような場合は、ジンクピリチオン、ピロクトンオラミン、イオウなどの配合のシャンプー剤で洗えばかなり治まりますが、もしそれで治まらないような場合は、真菌対策としてミコナゾールナイトレート(硝酸ミコナゾール)が配合されているシャンプー剤で洗えば次第に治まってくると思います。それでもダメな場合は皮膚科に行くことをおすすめします。

やってはいけない頭髪ケア  板羽忠徳 著

粃糠性(ひこうせい)脱毛は乾燥したフケが毛穴を塞ぎ、毛根がバイ菌の繁殖で炎症して脱毛になるものです。

また脂漏性皮膚炎ともに、男性ホルモンのアンドロゲンやビタミンの代謝異常などで皮脂分泌が異常になるためと言われ体質も関係しているとのことです。
専門的な医療が必要で、塗り薬が処方されるようです。
またよくなってきても、シャンプーのやり方やシャンプー剤に無頓着でいると悪化につながるとのことです。
できるだけ表示指定成分を除いた低刺激のもの、フケ用殺菌剤配合のものや甘草などの植物エキスを配合したアトピーにもやさしいシャンプー剤を使い、ていねいに洗い、すすぎは充分におこなうようにしてください、と書かれてあります。

殺菌剤はよい菌をも殺してしまうという特徴がありますね。
どちらにしても、菌の増える環境にある体になっているので、免疫力を高めることが大切になります。

ジンクピリチオン
ピロクトンオラミン

乾燥に欠かせない毎日のケア

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季節は変わるけれど、その都度のケアで軽快に過ごすことが出来ます。
そのためには、まず今の状態を知り生活で無理なくケアしていくこと。

お顔は保湿ももちろんですが、とにかく年齢がいくほど遅くなるターンオーバーを促すようなお手入れも大切です。
そのためのアンチエイジングには、抗酸化、女性ホルモン、デトックスが大事。

頭皮は湯船につかるときキャップするなど保湿する工夫をしたり、紫外線によってはがれやすくなるキューティクルケアのためにもUV対策ももちろん必要ですね。

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