キメを奪わないクレンジングがお肌に必要
お肌にとってどんなお手入れが一番大切かと聞かれたら、「クレンジング」だと答えます。
美容液でもパックや化粧水でも、日焼けをカットすることでもなく、まず「クレンジング」で肌を守ってあげることです。
お肌の表面や基底層からのターンオーバーを促すには、新陳代謝のサイクルを正さないといけません。
どんなものでも上からつけてのせるだけでは、肌そのものの代謝が弱くなります。
また何もしないでホメオタシスが働き、「肌環境が整う」こともあるかもしれません。
が、お化粧をする限りは必ず「異物」を肌に乗せるので、取らなければ肌に負担がかかってしまいます。
毎日毎日肌に乗せて、取る、この繰り返し。
この繰り返しを最適な方法ですることが、肌への負担を軽くしてターンオーバーを正常化させる一番にまずやらないといけないことです。
では、どんなことがお肌のキメを奪うのか考えてみましょう。
お肌のキメを奪う3つのこと
①摩擦
こすられても、触れすぎてもキメが少しずつ変化していきます。
②お肌の代謝不良
健康なお肌で、ターンオーバーが整っているのは、キメもきれいです。
体調や代謝などの不具合があると、お肌自体も健康ではいられません。
特に基底層母細胞への血流が流れにくいとキメも整いにくいですね。
③クレンジング剤
どんな材質のクレンジング剤を、どんな使い方をしているか・・・でも違います。
「落としすぎ」という問題。
つまり、お肌が食器のように、キュッキュッと鳴らなくてもいいのです。
お肌の表面にある汚れのみを落としてくれるもの、とその使い方です。
アミノ酸系クレンジングは、お肌の表面から汚れを浮かしてくれます。
適度なタイミングでそれを取ること。
この場合も、優しくやりすぎないことです。
お水やぬるま湯でも落としすぎることがあります。
皮膚にはやさしく手をかけてあげることが大切ですね。
クレンジングの材料と仕方を考える
石油系界面活性剤の入ったものや、落としすぎなどはお肌には刺激が多いです。
メイクだけでなく、お肌に浸透しながら溶かすのが石油系界面活性剤入りクレンジングです。
当然キメは守られず、お肌の乾燥や荒れにつながります。
お肌の汚れはアミノ酸系クレンジングで優しく落とす
アミノ酸系クレンジングは、メイクや汚れを皮膚表面から浮かします。
お肌の表面上なので、お肌を痛めませんしキメを奪いません。
サロン使用のマジョールク(アミノ酸)クレンジングを以下に例として記します。
マジョール(アミノ酸)クレンジングの有効な使い方
①必ず乾いた顔と手で行う
②500円玉くらいを手に乗せる
掃除機のような役割をしてくれます。
③必ず放置する(30秒~1分位
汚れが浮くのを待ちます。
顔に乗せたら、触らないで置いておきます。
肌タイプによるクレンジングの方法
ふつう肌―1回
メイク汚れや油性肌―1回目は30秒から1分放置 2回目はのせたらすぐに流す。
朝もクレンジングを推奨します。
油汚れを放置しないことお勧めします。
お客様の感想など
●クレンジングをお使いいただいたら、今までのクレンジングが取りすぎだとわかった方。
●これ一つで充分だと言われる方。
私は、クレンジングのとき手や肘にも同時につけて落としています。
身体のパーツのターンオーバーを促すためですが、手首などはサラサラツルツルしています。
またお顔と同じように、化粧水もナノクリームなども身体のパーツへつけています。
忙しいときでもホンの少し気を使うことで、身体のお手入れもできるものです。
お肌へのいたわりは、クレンジングから~始めてみてください。
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