身体デトックスし楽になる~烏丸御池カテリーナ
身体に溜まる老廃物
ずっとむくみがひどい時期がありました。
その時はオーバーブラウス、つまり全体を隠すような服ばかり着ていました。
うでもある程度までは出せないし、足ももちろんスカートははかないでいました。
こんな時はむくみで水が溜まっているとわかっていて、数回のリンパマッサージを続けるとよくなるとわかっていますが、セルフケアだけではなかなかよくなりません。
また食事や生活習慣によるところが多いので、それを改善しないと良くなりませんでした。
老廃物はリンパで回収しきれないほど溜まると、もっと循環が悪くなり、より回収しきれません。
ふつうは老廃物を含んだ水は、リンパ管と血管(静脈)で回収され、細胞が元気に生きて循環します。
その水が回収しきれなくて、皮下組織に溜まったままになるのが「むくみ」です。
むくみはお水だけではなく、老廃物も一緒に皮膚の下に残るということなんです。
皮膚の下には水がある
~リンパケアについて~
身体の中には管があります。
血管とリンパ管です。
リンパ管の役割は、不要になったタンパク質や病原菌などさまざまな老廃物を受け取って、「濾過」し綺麗な状態にして(免疫力)、血液循環へと送ります。
リンパ管を流れる液をリンパ液といいます。
血液と違い「淡黄色」の透明な液体でリンパ節を通るときに「濾過」されます。
リンパ節はフィルターの役目をしてくれて、異物や毒素を取り除いてくれています。
皮膚の下には水分のある組織液があります。
むくむとこの組織液には、水分と共に老廃物も回収されずに溜まったままになってしまいます。
これをリンパ節に(外から)流してあげるのが「リンパケア」です。
代謝する身体になるためには
細胞と細胞の間にある余計な水(むくみ)がとれてくると、細胞と細胞の間の距離は縮まり、毛細血管やリンパ管が仕事がしやすくなります。
つまり身体の老廃物を受け取り、逆に細胞に栄養を運ぶことがスムーズになります。
これが代謝の促進につながるのです。
むくみがあるとこの代謝のもとになる細胞間の仕事ができにくくなり、ますます代謝機能は落ちてしまいます。
むくみを流せば、代謝機能は上がることになります。
むくみをそのままにすると
皮下組織に水と老廃物が溜まった状態が「むくみ」なら、それを放置するとどのようなことが起こるのでしょうか?
それは皮下組織にある細胞が変化してしまうのです。
それがセルライトです。
太っているから「セルライト」がついている・・・というのではなく、循環して戻るべき組織液が戻らなくなってきたとき、皮膚の下では水が大量に溜まります。
これがむくみで、代謝も悪い状態が続くと、皮下組織に老廃物やタンパク質成分が増えて、脂肪細胞や皮膚を構成している繊維などと絡まり、塊をつくりはじめます。
これがセルライトです。
この状態がずっと続くと、皮下組織にある脂肪細胞が肥大して、毛細血管や水(リンパ管)の通り道を圧迫してしまいます。
そして、セルライトの塊が大きくなったり、数が増えたりすることになるのです。
セルライトは凸凹して、皮膚の上からもよくわかります。
二の腕や太ももにできる、デコボコしたものです。
セルライトを減らし流すトリートメント
このようなセルライトはすこしずつでも取り除いて、体液循環を良くしていくことがエイジングケアのコツです。
付加するよりも、マイナスの引き算をしていくことでエイジング効果が高まります。
サロントリートメントはセルライトに対するマッサージクリームの併用と、手技でケアしていきます。
ほぐれるということは、このセルライトがなくなってくるということです。
いろいろな個所にあるものが、リンパ管へと流されていきます。
トリートメントで痛みを流して、身体の動きをよくする
痛みは発痛物質から来ます。
リンパケアで「痛みのもとの発痛物質を体液と一緒に流す」つまり、身体から痛みがあるときは、発痛物質(ブラジキニンやヒスタミンなど)が発生して、そこから脳へ伝わります。
また痛みはないけれど疲れるとか、しんどいといったことも、身体から脳へ何かの反応として伝わっています。
そこを体液を循環させて代謝を上げ、発痛物質を流しますと、痛みや疲労感の軽減になります。
結果身体は軽くなり、動きやすくなる(組織や筋肉をじゃましない)のです。
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