アンチエイジングに必要なのは、軽く動けること。
柔らかい筋肉と適度な動きで、毎日を送りたいですね。
ただ何がしかの痛みを抱えている人も多いです。
軽い痛みから、慢性化した痛みにならないようにするにはどうしたらいいか、を考えます。
繰り返す痛みは要注意
神経は「神経線維」を束ねたものです。
それは電線やガス管が一緒に収められるイメージで、A線維、B線維やC線維なども混在するのだそうです。
筋肉や筋膜が緊張して硬くなると、間を通る神経を圧迫して痛みをがもたらされます。
神経線維がどんよりした痛みを訴えていると、スムーズな情報伝達をするために、脊髄は痛みを脳に知らせる神経伝達物質をあらかじめ作って準備するそうです。
それが、結局脳に伝わりやすくなって、痛みは慢性化してしまいます。
痛みを受け続けていると、脳で「感作(センシティゼーション)」という現象が起こるのです。
感作とは、刺激を繰り返し、反応が徐々に大きくなる生理現象で、脳がちょっとした痛み=強い痛みと大げさに捉えるようになるのです。
そして痛みという感覚が、不快感という情動を呼び起こし、C線維(無髄神経)を介した情報は大脳辺縁系に投射(受容)されます。
この大脳辺縁系は情動を司り、長引く慢性的な肩こりや腰痛がうつを引き起こす場合もあるのだそうです。
ながら動作を変えていく
痛みの放置はもっと痛みを引き起こし、精神にまで影響があるのは、脳や脊髄の機能でもあるのですね。
これ、痛みだけでも嫌なのに、うつ的な状況を呼ぶことになるのは避けたいですよね。
日常でうっ血し、痛みを引き起こす動作を、痛みを和らげたり血行を促進する動作に変えてみましょう。
それには、無意識でしている動作に気づいてそれを変えていく必要があります。
例えば毎朝歯磨きはどんな姿勢でしていますか?
洗面所で下を向きながら、蛇口に向かって磨いてます?
もしそうならその動作は、一つのうっ血への道です。
前かがみになると、支点の役割をしている腰と上半身までのテコのアームが長くなり、腰回りの負担になりやすい。
前傾するだけで、腰椎の間にある椎間板に加わる圧力は立位の1・5倍にもなるのだ。歯磨きは毎日欠かさず行う習慣だから、小さなストレスが塵も積もって山となり、腰痛を誘発する恐れがある。~こうしよう~
歯を磨くときは前かがみにならず、上体をまっすぐ起こして。口をすすぐ際は膝を曲げてその場で腰を落としてやると、腰の周辺に加わるストレスと緊張が最小限に抑えられる。
100均などで買える小さな台を用意して、片足を乗せると腰へのダメージが減らせる。
などなど小さなストレス・・・という日常の動作を、血行に有効な動作に変えていきたいものですね。
この雑誌には様々な動作についても書かれていますよ。
Tarzan (ターザン) 2018年2月8日号 No.734 [コリの原因、「うっ血」解消!、肩・首・腰] [雑誌]
毎日のプチリセットが動ける身体に
ずっと同じ動作をすると、次の日には身体のバランスが違うのがよくわかります。
お布団で朝目覚めると、身体を動かしてみるのですが、今日はバランスも良くないしコリもあるなあ…という時、やっぱり無理してるんですね。
重い荷物をずっと持ち続けて歩いたとか・・・。
身体は正直です~(笑)
大体朝にプチリセットをします。
お布団の中なら寒くないし(笑)気持ちもついていき、動けますから。
こちらでもどんなことなのか、書いています↓
朝10分早起きする体リセット法
簡単!体重移動で体バランス法
また日中のプチリセットの中には、筋トレ様の動作や有酸素運動的なものも含まれます。
筋トレ様のものは、スクワットなど、有酸素運動的なものは自転車や階段上り下りです。
これも意識するのとしないのでは、少しずつですが違ってきます。
やらないと、コリが溜まる一方ですしね。
身体のケアを見直すこと
あと身体のケアを見直すこと・・・とは積極的に身体に関わりましょうということです。
例えばお風呂でも、何かできることをする。
リンパケアだったり、水素風呂のように全体をケアすることだったり・・・ですね。
水素入浴剤 水素気分プラス 1kgパック 水素化マグネシウム使用 水素風呂 水素バス30回分
うっ血をためないこと、プチリセット動作をしていくこと、身体ケアを積極的に取り入れることで、日常の痛みはかなり違ってきます。
これから春、動きやすい時期ですし、流れる身体になる癖づけにはとてもいい時期です。
こんなことが「美容やアンチエイジングしていく」ことの底上げになるのですね。
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