頭皮のエネルギー不足で髪へのトラブルが起こります。
手足の末梢からセルフケアで、エネルギー不足を解消していきましょう。
頭皮へエネルギーと栄養をまわす
髪の毛に行く栄養は、生命活動を優先するほど後回しになります。
つまり「血余」というくらい、血流と栄養がまわらないとトラブルの原因になります。
手足からのケアは有効
手足の指、特に爪の周りには不要なものが溜まりやすいのです。
そこが流れていかないと、手足の血流も悪くなります。
また東洋医学でいうツボも集まるところで、気(エネルギー)の流れが滞ります。
手足と頭皮はどちらも末端に位置していますので、頭皮トラブルでも手足からケアしていくと血流や気の流れが良くなっていきます。
髪の毛の栄養状態を知る
髪の毛は細胞分裂の盛んな個所で、多くの栄養やエネルギーが充分にまわらないと脱毛や白髪がおこってきます。
つまり、免疫や栄養の低下、体調不良などを教えてくれるところでもあるのですね。
また、ストレスとも密接なかかわりがあり、過剰なストレスを受けると、自律神経のバランスが乱れて交感神経優位の緊張状態になります。
そうなると、頭皮の血管も収縮してしまい、血流が阻害されてしまいます。
爪刺激(爪もみ)とは
爪の生え際の「井穴(せいけつ)」というツボをもむセルフケアを推奨されている永野医師は、頭皮トラブルの患者さんに自律神経を整え、末梢の血行を良くし、気(エネルギー)を高める治療と併用されています。
頭皮への血流が不足すれば、栄養障害が起こり不完全な細胞が多くなります。
このような不良細胞を排除する働きをしているのが、白血球中のリンパ球です。
栄養不足によって毛組織の不良細胞が増えると、リンパ球が過剰反応を起こして毛根を攻撃し、不良細胞を排除しようとします。
そのため、髪が抜け落ちてしまうのです。
私の元を訪れる患者さんの円形脱毛症は、10円玉程度の大きさから、頭髪がすべて抜けてしまうものまで、さまざまです。
しかし、私の治療の基本は、自律神経を整えることと、体内エネルギーを高めることの2点だけです。
患者さんの状態によって、私の医院で行う治療内容は変わってきます。
ただ、どの患者さんにも言えるのは、自宅でのセルフケアが、治癒への近道になるということです。
という興味深いお話を書かれています。
まさに、体すなわち自律神経を整え、体内エネルギーを高めるとは、ストレス(原因の)や身体への負担をなくしながら、体内をクリーンにしてエネルギーをまわすということにもつながるのでしょう。
爪もみは、ただ爪をもむだけなのですが、それで自律神経も良くなっていくということです。
オルゴンリングによる末梢へのケア
末梢へのケアは、オルゴン療法でも推奨されています。
オルゴン療法では、オルゴンリングを使うのですが、この場合場所等は少し広範囲になります。
また滞っている箇所はオルゴンリングで触ると「痛い」と感じることも多いのです。
ケアしていくと、とても楽になります。
再度同じ個所を触っても、もう痛くはなくなります。
また不要なものが出ていくので、流れが急に良くなります。
オルゴンリングについてはこちらを参照ください。