経皮という皮膚への接触
経皮毒・・・という言葉を聞いたことがありませんか?
皮膚(経皮)を通して、体の中に有害化学物質(毒)が入ってくることをいいます。
これについては賛否両論です。
皮膚に有害物質が入ってきても、病気との因果関係がわからないということ。
また蓄積される化学物質とそうでないものもあるらしいですね。
私は肌が敏感なので、経皮ということについてはよく感じます。
衛生面で気を付けて使っていた洗剤がどうも合わないと感じました。
いったい何が合わないのだろう。
合成界面活性剤は表皮から体内に入りこむのも知っていました。
一番肌に強い刺激を感じる洗剤の、一つ一つの成分を見てみました。
中でも「ポリオキシエチレンアルキルエーテル 」という石油系界面活性剤を調べてみました。
「ポリオキシエチレンアルキルエーテル 」というのは、PRTR法に指定されている物質です。
PRTR法というのは、体や自然環境に有害な化学物質が、 事業者間でどれだけ移動したのか、あるいは廃棄されたのか?その量を報告する法律です。
つまり、環境負荷が強く、毒性もあるものが指定されています。
※環境への排出量等の把握に関する措置(PRTR)並びに化学物質の性状及び取扱いに関する情報の提供に関する措置(MSDS)を講ずることにより
事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止する。
このPRTR法、 はじめは第一種化学物質が354だったのが462物質に増えてました(平成22年度より)
第一種指定化学物質
それだけ強い化学物質も増えてるのですが、製品群も増えているということですよね。
石油系界面活性剤から守る~お肌のためにできる3つのこと
全てが石鹸など自然のものを勧めるわけではありませんが、強い刺激はやはり身体には良くなかったです。
「ポリオキシエチレンアルキルエーテル 」も一つですが、その他にもたくさん化学物質はあります。
私の場合は弱い個所に出ていました。
とりわけ身体の中でも吸収の度合いが違うということは、納得です。
粘膜などはすぐさま吸収してしまいます。
角質層が薄い場所ほど、吸収率が高くなります。
背中や性器やほおなども吸収されやすい場所だそうです。
①まずは石油系界面活性剤入りを使わないこと
今回は皮膚が泣いている、訴えている・・・と感じました。
弱い個所がヒリヒリしたりしたら、即使用をやめることです。
洗濯したてでカサカサ乾燥した感じを受けても、刺激が強いです。
表示成分を見て、石油系界面活性剤など少ないもの、石鹸類などを選んでみてください。
②お風呂のお湯をハーブなど使い、身体に癒しとデトックスを与えてあげる
とりわけ和のハーブ、中でもヨモギやスギナなどは乾燥させて袋に入れてお湯につけると漢方の柔らかいお湯になります。
ヨモギはキク科の多年草で、生命力がありハーブの女王と呼ばれています。
どこでも見かけることができますね。
効能は 抗酸化・造血・浄血作用がありますので、お湯に入れてゆっくりつかるといいそうです。
他にもテンプラなどにして食べるもよし、です。
③身体によい下着や服を肌につける~
一日中私たちは衣服をまとっています。
寝るときには、布団にくるまります。
これらをまとっている時間は長いので、影響は多々あります。
綿100% なども良いのですが、麻や自然素材は身体を癒してくれるようです。
また締め付けも、血流阻害することもあるので、寝るときなどはなるべくゆる~く過ごしましょう。
女性のナプキンなども、いつもは大変かもしれないですが、経血が少なくなってきたら布ナプ選んだ方がいいですね。
性器や膣はすごく経皮吸収するようですし、刺激も受けやすいです。
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