脳疲労は頭をガチガチにする
現代はストレスを抱え込むことが多い時代ですね。
「仕事」や「人間関係」や「思考からくる感情」などで、脳はヒートアップしていることも多いものです。
そうなると、頭皮はガチガチにこってしまったり、緊張からくる頭痛肩こりなどからまた余計なストレスを抱える・・・ということに。
また、現代ストレスにはもう一つ大きな要因があります。
それは、「情報過多」。
スマホやパソコンなどから大量の情報を処理している脳は、当然疲労してきます。
体の疲労は休んでいれば回復しやすいのですが、脳疲労は自律神経がおかしくなると中々回復しにくいのですね。
そこで、逆に身体を使って脳を休めていくといいと思います。
自分で自分を癒す時間をつくる
毎日少しの時間でも「自分を見つめ寄り添う」時間を持つとそれだけで「脳」との関係も変わってきます。
一番初めは「自分を労わる」ことから。
肩こりのひどい時は、自分では無自覚の人も多いです。
触ってみて初めて感覚が脳にフィードバックされて、「あ、こってる・・・」と感じます。
頭もそうですね。
頭皮や髪の毛、その奥にある組織など、毎日触れていると、今日はここがこってるなあ~とか、首が固まってる・・・とか、何となくわかるようになります。
そこで、マッサージしたり、オイルケアしたりするとリンパの流れも良くなってスッキリするのです。
自分の体を感じて、癒してあげると、脳もリラックスしてくるのです。
毎日のセルフスカルプケアで、頭から楽になる
一日の疲れをお風呂に入って流す時に、またデスクワークでしんどくなったとき、ちょっとした日常のすき間時間に、セルフスカルプケアをしてみませんか。
頭皮周りやお顔、首や肩などに触れながら、心地よいセルフマッサージをしてみる。
その時は一瞬でもそこに意識を持っていき、一連の流れを感じふっーっと呼吸しながらすると効果的です。
頭皮は心の健康につながっており、体調によっても変化があります。
ほっぺのように柔らかいのがよいそうです↓
〇頭皮がつまめない ガチ鉄タイプ・・・向上心があり完璧主義のがんばりやさんがなりやすいタイプ。
骨の継ぎ目もがっちり固まって、全体に血行が悪く頭皮を含め頭全体がつかみにくく、パンパンに張っています。
仕事などを人任せにできないで、自分で何でも抱え込み、脳がオーバーワーク気味で悲鳴をあげています。一日のうち、緊張を強いられる時間が長いと交感神経優位になり、よく休まないうちに翌日に持ち越すという悪循環に陥ります。〇頭皮が少し動く 弾力かまぼこタイプ
頭や頭皮の状態がベストコンディションの弾力かまぼこタイプは、心身の状態もバランスがとれて健康です。
適度な弾力を持つ頭皮は、血行やリンパの流れもよく、頭全体に栄養がいきわたり、老廃物もきちんと排出されている状態です。
心身が健康だと抵抗力も高まり少々のストレスやダメージにも負けません。また規則正しい食生活や質の良い睡眠が確保されオンオフの切り替えも上手にできているので、自律神経がきちんと機能し、全身をコントロールできているはず。上手に休んで回復出来ている状態です。〇頭皮がずるっと動く ユルこんにゃくタイプ
自分よりも家族の都合や職場の都合を優先させてしまう、やさしい人に多いのがユルこんにゃくタイプ。
頭皮がずるっと動いて元に戻らず、弾力のないのが特徴です。このタイプは頭蓋骨と頭皮の間の血液やリンパ液のある層がぷよぷよと膨らんでむくんでいる状態。
感情に流されたり、周囲に振り回されて大事な時間やエネルギーを消耗したりしないように気をつけましょう。
周囲に対していい人でいるばかりでは、自分が参ってしまいます。一日一回は自分にたいして労わる時間をとるように努めましょう。「足は体の反射区 頭は心の反射区」ヘッドセラピー入門 西川聡著 より
ヘッドセラピーの手順ややり方など、詳しく書いてありお勧めです。
「同じ人でも心の在り方や体調によっては、ユルユル気味だったり、忙しくてカチカチになる場合があります」と書いてあります。
経験上はある程度同じ状態が続くかと思うのですが。
人は心や在り方で、体に反映するものだと思います。
まずは、自分を見つめて労わることが本当に大切です。