春から夏に紫外線はピークになり、秋から冬へかけては減っていきます。
しかし夏と違うと紫外線対策がおろそかになると、肌トラブルも招いてしまいます。
秋から気を付ける紫外線
秋からは紫外線も減りますが、対策としてはどうすればいいでしょうか。
実は秋から冬は紫外線量の下降と上昇があることで、かえって気をつけなければいけないのです。
紫外線の季節による違い
紫外線はグラフでいうと12月が一番下降気味になり、1月からまた上昇していきます。
一番寒い2月から3月は、11月~10月のころよりも多く上昇していきます。つまり、秋よりも寒い2~3月の方が多くなるのです。
UV派とは
紫外線は長さによりA波、B波、C波の3つに分類されます。
A派は、メラノサイトを活性化して黒くなる日焼け(サンタン)を起こすものです。
知らず知らずのうちにじっくりと日に焼けて、光老化を促進していくもの。
紫外線の中でUV-A波は波長が長く、UV-B波よりも20から30倍の量が降り注がれています。
B波は紫外線の約一割を占め量は少ないのですが、肌への作用が強いので短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日焼けによる炎症)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こしてしまいます。
炎症やシミの原因となるだけでなく、肌の表皮細胞やDNAを傷つけるなどの影響が強いのです。
C波はオゾン層によって守られているのですが、オゾン層破壊の進行に伴い気をつけなければいけません。
どんな場所で気をつけるか
「光老化」は徐々に蓄積されていき、加齢に伴う皮膚老化よりもトラブルの大本になることが多いのです。
とくにUV-A波は雲や窓ガラスもすり抜けてしまいます。
毎日窓際に居る、車の運転をする、電車で陽射しのある窓際に座る、洗濯物を干す、等々、ちょっとした時間にも蓄積されていっています。
日焼け止めコスメの使い方
秋からも、日中日焼け対策をすることはとても大切です。
また夏のように汗をかきにくいので、塗り直しなどもあまり必要ないかもしれませんが、朝にはまず日焼け止めを塗られることをおすすめします。
最近はファンデーションもつけず、日焼け止めもしくは下地クリームでSPFやPA作用があるものを使われる方も多いです。
秋から冬にかけては、徐々に紫外線が下降そして上昇する時期ですので、肌負担の少ない日焼け止めコスメでお肌を労わってください。
光老化が進む春先のケアとは も読んでみてくださいね。
日焼け止めを選ぶポイント
日焼け止めには、紫外線の熱を吸収し、熱エネルギーに変えて放出し皮膚への浸透を防ぐ「紫外線吸収剤」と、紫外線を反射・錯乱させる「紫外線散乱剤」の二つがあります。
日焼け止めや下地には、お肌への負担の少ない「紫外線散乱剤のみ」「ノンケミカル」を選ぶことが大切です。
ケミカルタイプ(紫外線吸収剤)・・・紫外線を吸収する化学物質が配合されています。紫外線を吸収し熱エネルギーに変換し肌への浸透を防ぎます。
メリットは、肌なじみが良い・塗ったときの白残りがない
デメリットは、お肌が弱い方は刺激が出る場合がある
ノンケミカルタイプ(紫外線散乱剤)・・・天然ミネラルが配合され、鏡のように紫外線を反射・拡散し紫外線をブロックします。
メリットは、物理的に紫外線を防ぐため、お肌に負担が少ない ミネラル化粧品等に使用される
デメリットは、白くなりやすい 乾燥しやすい
★ノンケミカル日焼け止め★
<マジョール サンブロックブラン>
お肌に優しい紫外線散乱剤。味の素と共同開発のアミノ酸と温州みかんからとれる美白成分メラスロー配合でお肌の潤いを守り、日焼けと乾燥鵜のダメージを防ぎます。
乳液タイプになっているので、伸びも良くつけ心地が軽いのも特徴です。
毛穴の凸凹もカバーしてくれるので、メイク下地としても毎日ご使用いただけます。
¥4800(税抜) 40ml SPF24 PA++
<レチエモイスチャークリーム(オールインワン下地)>
のびがよくなめらかなテクスチャーです。パウダーに特殊加工を施し、美しさを長持ちさせるWコーテングパウダー。
ノンケミカルでSPF40 PA+++
日焼け止め特有の匂いもありません!
お肌に潤いを与えていたわるBB機能(ローズモイスチャー他保湿成分)がありつけながら美しいお肌へ。
30g ¥3000(税抜) SPF40 PA+++
商品についてはお気軽にご相談・お問い合わせください。
カウンセリングフォーム
秋から年末年始にかけては、イベントなども増えてきますね。
お出かけの時にも、寒い時期もお肌を守りケアをして、冬の間も艶やかでいられるといいですね。