薄毛解消・対策

育毛健康法で頭皮から健康になる

体の機能を整えれば、おのずと髪の毛も健康になるという「体全体を回復させて、頭髪まで元気になる」ことで、部分的なエイジングケアにはできない健康法を考えます。
お水もそうですし、腸内細菌、食べ方や食材、外からの刺激((シャンプーから紫外線など)等の全体を見つめてみましょう。

 

育毛で健康になること

髪の毛への栄養の巡りを考えたとき、男性のAGAや女性のFAGAなど、まだ医学的にも解明されていない部分はあります。
ヒト以外で脱毛(男性型脱毛)にかかるのは、東アジアに生息するベニガオザルだそうです。
ベニガオザルには朝シャン等の習慣もないことですから、環境因子などもそんなに大きくかかわっていないそうです。
脱毛に関しては、遺伝的なことや古来からの悩みでもあるのでよくわからない部分もあります。

ただ、近年の薄毛事情には、遠因としても体全体の栄養の巡りの関わりがあることも多いのだと思われます。
またそれだけではなく、(合成などの)シャンプー剤などによる不要な物質の体内での作用や環境的なこともあります。

育毛で健康になることは、体全体の巡りを正常化しながら、体にとっての不要物質を排除し、頭皮頭髪にまで栄養がいきわたる状態にすることなのです。

東洋医学からの髪育思考

東洋医学は、東洋が起源で漢方医学や中医学、アーユルヴェーダ的なものも含まれています。
漢方医学を中国医学と同じものと捉える人も多いが、漢方医学は中国から伝来した医学が日本で発展したものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%8C%BB%E5%AD%A6

「飲水法」でも述べましたが、体内細胞には「水」が巡っており、それと一緒に「気」「血」が巡るという考え方です。
「水」だけでなく、「血」や「気」(エネルギー)の巡りをあわせてバランスを整えることが、体や髪の毛にとって大切なことなのです。
anatomy女性

気と血と水の滞り

繰り返しになりますが髪の毛も皮膚の一部です。つまり、体内を整えていけば、薄毛を予防出来たり、改善できる可能性があると言えるのです。
「漢方医学の基本的な考え方」
私が徹底的に学んだ東洋医学では、人間の体は5つの「臓」でできており、その間を「気」「血」「水」が巡っていると考えます。つまり「内臓」とは「五臓」プラス「気」「血」「水」のことを指します。
「五臓」とは、「肝」「心」「脾(ひ)」「肺」「腎」を指します。五臓の働きはお互いに関係しあっていて、「脾が活発になりすぎると腎が抑制される」とか、「肝が活発になると心も活発になる」といった作用がおこります。
五臓がバランスよく機能することが健康を保つ何よりの秘訣ですが、健康で長生きするためには、特に「脾」と「腎」を健全にしなければなりません。
なぜなら、「脾」は「気」をつくるところであり、「腎」は生まれつきの「気」を貯蔵しているところだからです。

「気」とは生命を維持する根源的なエネルギーで、自律神経に相当します。「気」がうまく流れなくなると、病気になったり無気力になったりします。
「血」とは、さまざまなホルモンや栄養分を運ぶ赤い液体、つまり血液の事。そして「水」はリンパ液や体液のことです。
「気」が動力源となり、「血」や「水」を引っ張って全身に巡らせます。「気」「血」「水」が正常に体の中を巡らなくなると、肌も髪も体も健康でいられなくなります。

体内の健康は「気」「血」「水」のバランスによって成り立ちます。この三つの要素がうまく循環することによって、私たちの体は健やかな状態でいられますし、その状態は結果として肌や髪に現れます。
ところが現代ではこの「気」「血」「水」のバランスが完璧に整っている人というのは滅多にいません。人間の性格に個性があるように、「気」「血」「水」のバランスにも、その人の気質や置かれている環境によって個性が出ます。

例えば「血」が不足する「血虚(けっきょ)」という状態になると疲れやすく虚弱になりますし、「気」の巡りが悪い「気滞(きたい)」という状態になると精神が不安定になります。
「水」が停滞し巡りが悪くなる「水毒(すいどく)」ではむくみが常態化しますし、「血」がドロドロになり滞ると「瘀血(おけつ)」といって、頭痛や耳鳴りなどの症状が出ることがあります。
まずは「気」「血」「水」のバランスをしっかり整えることで、体と肌の不調を解消していくことを意識してください。

最強! の毛髪再生医療 - 豊かな髪と再び出会える本 - (ワニブックスPLUS新書)

人の体の中

巡らせて頭皮へ

このように「巡り」のよくない、滞る状態が続くと、肌そして髪の毛も健康ではなくなります。 こんな時はえてして自分で自覚できないことが多いものです。
ところが、髪の毛や肌が「ちょっと巡りが悪いよ~」と警告のメッセージをくれているのです。
外から現れるものを見ても、自分の状態を知ることが出来ます。
まして、エイジングを重ねてくると、段々と「気」「血」「水」のバランスも自ずと変化して巡りも悪くなるものです。
常に「整えよう」「巡らそう」という意識を持ちながら生活するのは大事ですね。

髪の毛への栄養は生命維持からすれば最後の方になると「育毛や白髪と酵素との関係」のところでも書きましたが、その髪の毛を健康に生やして薄毛を解消することは、体も健康になっていくことだよと教えてもらっています。

日常で「巡りを良くする」栄養を摂るために

髪の毛に良いのは、このように「気」「血」「水」つまり体全体の流れを良くしていくことです。
体の流れをよくするには、詰まっている箇所も流さないといけません。「気」「血」「水」にも老廃物などの詰まりがあるのです。
「気」は腸や脳とも関係が深く、心の持ち方でもすごく変わります。呼吸や生活リズム(日光にあたること等)も大切ですね。
「血」は栄養素からできるので、食べ物によって変わります。微量栄養素を多めにとること。また、内臓を休ますことも大事です。
「水」は体内の水の質や量によっても変わります。
天からの愛

カテリーナからの「plusの」育毛健康法とは

まず硬い頭皮を柔らかく、毛髪が生えて伸びるようにすることが大切だと考えます。
それには、硬くなった頭皮を柔らかくし、血流をよく巡らせて「種になる毛根の細胞」を元気よく成長させることです。
硬くなった頭皮を柔らかくするためには、マッザージや手技、その他の物理的な方法があります。
手技として不要物質を手で流しながら、リンパマッサージなどを施すこと。
その他では、育毛ブラシなどの良い刺激を与えること。
もちろん当サロン推奨の「アクティバートメソッド」などがあります。

体の巡りを良くしながら、このような「plusの育毛健康法」を使うことで、ますます気持ちも上向きになりながら育毛を進めることが出来ますね。

-薄毛解消・対策

© 2024 アンチエイジングの魔法♡ Powered by AFFINGER5