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簡単!体重移動で体バランス法

日ごろ動いてもあまり動かなくても、体というのは加齢とともに疲労しやすくなります。
この疲労をためる体への超簡単なリセット法をご紹介します。

 

体は倒れないようにできている

体って様々な場面でも、どんなお年の方でも、普通に動けたら倒れないように出来ています。
これって、すごいことなんですね。
これは脳に無意識にインプットされていることの一つですが、それは筋肉の働きで決まります。
動作を起こそうとすると、まず「腹横筋」や「多裂筋」、「横隔膜」や「骨盤底筋群」などが連動しながら、安定させるを作ります。

着地する足
また「足裏」が大変重要な役割を果たしています。
体の中で唯一地面と接して、体重を支えてくれるところです。
足裏は、片方で体面積の中でわずか1パーセントくらいしかないそうです。

足の裏のこと

足裏は体を支えて、体重が移動できるように常に働いている場所です。
ここは脳へも情報をすばやくキャッチして送ったり、指令を受けたりで情報交換が激しいところです。
だから足には多くの骨があります。
そして繊細な動きができるように、筋肉も配置されています。

☆人の足には26個の骨4層にもなる筋肉があり、俊敏に動けるように細かな骨をつないでいます。
猫の足裏

ボディケアで体重移動してみると

常日頃の動きで、足裏の筋肉も使い方が偏ったり、膝下から足首のライン(方向性)で歪みが来る場合もあります。
そこで、セルフボディケアでは足裏から脳へと情報を伝達しつつ、バランスの回復をしていくことが簡単にできます。
バランスの回復は、緊張した筋肉をほぐしたり関節を柔らかくしながら体をいい状態に戻すことが出来ます。

この場合の「体重移動」は、ただ平らな場所で、足を開き、交互に体重を乗せていくだけ
右→左→右→左・・・というように、同じ場所で足踏みのように体重を移動させます。


体のバランススイッチを入れる

ゆっくり体重移動してみると、わかってくることがあります。
それは、足の裏がどのように地面について移動しているかということ。
例えば右足裏は、足裏全体がつかずに、外側や小指側だけがついているとか、左足裏は、後ろのかかとしか地面に触れないとか・・・です。
この体重移動は、まず足裏を感じて、足裏全体がつくようにしていくことが大切です。
なるべく足裏を感じながら、全体がつくようにゆっくりと移動していきます。
この時には、脳へは繊細な情報が伝わっていて、どうすればいいのかは身体が教えてくれます。

足裏のどこが着いているかで、ひざや股関節の位置を決める、その結果で背骨の位置を決める、というようなつながった仕組みがあるのです。
これは、足裏にはメカノレセプターという感覚受容器が、脳へ信号を送り、姿勢戦略を司っているからです。
かかとに体重が乗っていると、骨盤は後ろへ、つま先に体重が乗ると、骨盤は前に倒れ、バランスをとります。
足裏が良い状態、柔らかくマメやタコがないということは、姿勢が美しいということです。姿勢戦略をつかさどる足裏を良い状態にすることが、姿勢を美しくすることにつながるのです。

コアトレ スタートブック 有吉与志恵 著


※姿勢戦略とは、わたしたちが倒れないように自動的に姿勢を作るようにインプットされていることをいいます。

出来ない感じないときのコツ

そうはいっても、常の動作で筋肉は緊張したまま、姿勢の状態も硬いままだと、足裏全体は感じにくいかまたは全体をつけることができません。
そんな時には、ちょっとしたコツがあります。
出来ない方の足、浮いてしまう足裏全体を地面にこすりつけます
そうすると、その足裏の神経が呼び覚まされるのです
そして脳も反応するので、出来ない方もつくようになります。

吊るされて動いている

ボディワークをしているときに、よくこの体重移動をしました。
うまくいくと、体はほぐれてグラウディング(地に足が付く感じ)できてバランスもよくなるのです。

もう一つ上手くいくコツは、「頭頂から何かで吊るされている」とイメージすることです。
イメージングは体のワークでも色々な面で必要だし、有効です。
体は肉体のみで動くのではないからです。
天からのフックで

吊るされるものは何でもいいですが、しっかりしたフックのようなものが外れないと思います(笑)。
天からフックが降りてきて、頭頂を吊るしているので正中線が保てます

つまりまっすぐな感覚で、体重移動ができるわけです。

足裏からエネルギーが戻ってくる
足跡ハート

この体重移動は簡単なことですし、時間もかけてもいいし、かけなくてもいいものです。
台所でも、電車を待つ間でもできますね。
体のバランスが良くなると、血流も良くなり体温も上がる、足裏から安定したエネルギーが戻る感じがあります。
時間をかけるほどに、よりバランスは戻ります。
ボディワーク施術と一緒に、またはコアの筋肉などのトレーニングと併せてみてもいいですね。

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